Excelで値を全角から半角に変換するASC関数の使い方

複数のメンバーでExcelのデータを管理していると、入力形式が統一されていないという状況に陥ってしまうことが多々あります。個人情報、とりわけ氏名を管理している場合はフリガナが全角、半角でバラバラに入力されている状況が考えられるでしょう。

すべてのデータのフリガナを半角で統一したい場合、「ASC関数」が頼りになります。ここでは、ASC関数の意味や使い方についてご紹介します。

ASC関数とは

ASCとは、アルファベットや数字、記号などを収録した基本的な文字コードの一つという意味を持つ「ASCII」を語源に持ちます。「半角文字」という意味もあります。読み方は、「アスキー」です。

ExcelにおいてASC関数とは、「全角文字になっている値を半角文字に変換する」関数です。式で示すと、「=ASC(セル、配列)」になります。配列とは、連続する複数のセルの集合です。

ASC関数の使い方

図1の表のA列にある値をASC関数を使用してB列に半角表示する例をもとに、実際のASC関数の使い方をご紹介します。

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図1

  1.  B1セルに「=ASC()」と入力します
  2. ()にA1と入力します
  3.  B1からオートフィルをかける(B1をコピーして、B6まで貼り付ける)
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図2

入力されたA列のデータのうち、カタカナ・英数字・スペースの値が全角から半角に変換されています。このように、ASC関数では、文字列とスペースの全角が半角に変換されます。

まとめ

ASC関数の使い方として、A列に氏名、B列にフリガナ(全角)がある場合、隣接するC列に列を新たに作成し、ASC関数ですべてのフリガナ(半角)を導き出してからB列を削除します。そうすると、全角から半角への変換がスムーズに完了します。

ASC関数は全角を半角に変換する関数ですが、半角を全角に変換する「JIS関数」英字を小文字に変換できる「LOWER関数」などもあります。ASCと合わせて覚えておくと、データの管理に役に立つでしょう。