Webページの文章から「オーファン」を取り除くべき理由

anthony

anthonyはUX Movementの執筆者、チーフエディターです。素敵なWeb体験をこよなく愛し、ユーザのために日々奮闘しています。

この記事はUX Movementからの翻訳転載です。配信元または著者の許可を得て配信しています。

Why You Should Remove Orphans from Your Body Text

Webの文章は、どのように編集するかでユーザー体験が大きく変わります。今回は、その中でも英語の文章を扱う際に気をつけることを解説します。

段落の最後に現れる短い行は英語ではオーファン(=みなしごの意)といいますが、オーファンはページの読みやすさと美しさに影響を与えるので、基本的には取り除いたほうがよいとされています。

オーファンはリズムを崩す

ユーザーはWeb上の文章をリズムよく読みたいものです。オーファンはユーザーの読むリズムを崩し、読み終わりをぎこちなくさせる原因となります。最終行が短いと、段落が唐突に終わったように感じるのです。段落を声に出して読むと、オーファンによって最終行が切り離されているのがわかります。文章における段落は最初から最後まで流れるように読めるべきです。

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オーファンは単に読みづらいだけではなく、見栄えを損なう原因にもなります。オーファンは行内に余計なホワイトスペース生み出し、全体の均一性を崩し読みづらくなってしまいます。

オーファンを取り除く方法

オーファンを避けるために、段落の最後の行を、テキストの真ん中の位置より右まで行くように調整しましょう。そのためには以下の様な方法を試してみてください。

1. 単語間のスペースを調整して、単語を詰めたり余裕をもたせたりする

2. 段落の横幅を調整して、各行の右余白を均一化する

3. 段落の言葉遣いを変えて、オーファンを前の行におさめる

オーファンを取り除く一番の方法は、段落を編集して単語数を調整することです。なぜなら、単語間のスペースや段落幅を調整するとページのレイアウトに一貫性がなくなる可能性があるからです。段落を書いてからオーファンを取り除くのが最も適切な方法です。段落の本来の意味を変えずに調整できるに越したことはありません。

まとめ

Webの文章を書くとき、段落やオーファンのことを気にせずそのまま放置しないようにしましょう。オーファンを探してテキストから除き、良いユーザー体験を与えましょう。ですが、レスポンシブデザインを採用している場合などは、すべてのオーファンを取り除くのは難しいでしょう。しかし、少なくともPCであなたのサイトを見ている人にとってはオーファンが最小限になるように努めましょう。


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2017/12/05(火)
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