未来を予測できる? TREND関数の使い方について説明します。未来を予測できるといっても、今までのデータから予測値を立てる関数なので使うにはある程度のデータが必要な関数になります。
TREND関数の使い方
上の図のような表の8日目の客数と売り上げをTREND関数で予測してみましょう。とりあえず客数から行います。
1.B11セルに“=TREND(”と入力します
2.客数B4~B10セルをドラッグして「,(コンマ)」
3.日A4~A10セルをドラッグして「,(コンマ)」
4.A11セルをクリックしてEnter
このように行うと、上の図の表のような結果になります。今までの客数の推移からの予測値が算出されます。
TREND関数の引数の意味
TREND関数はy=mx+bの方程式に近い動きをする関数です。
①既知のy
要するに求めたいデータ(例で言うところ客数)のわかっているデータのこと
②既知のx
①と連動して変化しているデータ(例で言うところの日)
③新しいx
求めたいデータと連動しているデータ(例で言うところの9)。②の最新データを言っても良いかも
④定数
固定値。省略しても良い。正確なものがわかるならば入力しましょう
今回で重要なこと
・既存データを参考に予測値を算出する関数がTREND関数
・TREND関数の引数は求めたいデータ→連動データ→最新連動データの順で設定する