Excelの関数を使いこなしてそろそろ慣れてきた頃でしょうか。しかし、Excelの機能は幅広く、熟練者でも「そんなこと知らなかった」と思うことも。今回は、知っていると便利なExcelの基本機能について説明します。
ウインドウ枠の固定しよう
データが増えてきてスクロールすると項目行が消えてしまいわかりにくいときってありませんか。そんなときはウインドウ枠を固定することでスクロールしても項目行を常時表示させることが可能です。
表示タブにウインドウ枠の固定があります。先頭行、列以外の場合は、現在選択されているセルの左上を基準に固定枠が決定されます。解除も同じところで行います。
複数のセルに同じデータを入力する場合
同じ値を様々なセルに入力することってありますよね。コピペしたりドラッグしたりとやり方はありますが、さらに便利な方法を紹介します。
C2~E11セルすべてに出席を入力します。C2~E11セルをドラッグして出席と入力したあと、Ctrl+Enterキーを押します。
選択した範囲に同じデータが入力されました。
先頭に「0」を表示させたい
IDなど桁数が決まっている番号を割り振るため、「0001」と入力したのに1としか表示されない、こんな経験ありませんか。「0」を表示させるには文字列にするといった方法もありますが次のような方法でやるとスマートです。
表示させたいセルで右クリック→セルの書式設定を選択します。
表示形式タブ→ユーザー定義で「0000」を入力します。
これで「0001」と入力してもきちんと「0」が表示されます。
今回で重要なこと
・ウインドウ枠の固定は表示タブから
・Ctrl+Enterでドラッグ範囲に同じデータを入力
・セルの書式設定→ユーザー定義で任意の表示形式に