セルの中に何文字入っているかを知りたいときに使える関数がLEN(レン)関数です。LEN関数の使い方は簡単なのでしっかり覚えていきましょう。
LEN関数
LEN関数のLENはlengthからきていて、すなわち長さに関する関数です。基本的な使い方としては、=LEN(文字列もしくはセル)というように入力します。
例えば、=LEN(B1) と入力をすると、セルB1にある文字列の長さ(文字数)を求めるという意味になります。また、文字列を直接入れる際には、単語を「" "」で括らなければいけません。
LEN関数と1文字違いのLENB関数というものがあります。LENB関数では、文字列の文字数ではなく文字列のバイト数を返してくれます。なお、使い方はLEN関数と同様です。
LEN関数の使い方
それでは、LEN関数の具体的な使い方を見ていきましょう。上の図の表のA1、A2セルの文字数をLEN関数でB1、B2セルに出力してみます。
- B1セルを選択して“=LEN(”を入力する
- A1セルをクリックする
- Enterキーを押す
オートフィルを上の画像のようになります。
LEN関数では、全角文字も半角文字も1文字としてカウントされます。また、スペースや句読点も同じように1文字として数えられます。
まとめ
LEN関数はセルの中の文字数を求める関数で、似ているものにLENB関数があります。LEN関数の引数にはセルもしくは文字列を指定し、文字列の場合は「" "」で囲みます。
LEN関数では半角と全角の区別はなく、スペースなどもカウントされるので注意しましょう。