Photoshopのスポット修復ブラシツールは、画像を加工する際に、キズやシミ、汚れや不要なオブジェクトを取り除くことができます。人物の写真のレタッチなどでは非常に便利な機能ですので、覚えて活用してみてください。使い方はとても簡単ですので、いろいろな編集に応用できるでしょう。
Photoshopのスポット修復ブラシツールの使い方
Photoshopで編集したい画像を開きます。今回は赤ちゃんの写真を開きました。
赤丸で囲んだワクチンの痕を今回は消してみたいと思います。
ツールバーからスポット修復ブラシツールを選択します。
後は、消したいものがある箇所をドラッグやクリックしていきます。これだけでワクチンの痕を消すことができました。
他の画像でも試してみましょう。こんな画像ですが、赤枠の絵の具に印刷された数字を消してみます。
この部分でも同じように消したい箇所をなぞっていきます。
このようになぞるだけで数字も消すことができました。
オプションバーでブラシのサイズの変更や、修復する際の描画モードや種類を指定することができるので、画像によって使い分けていきます。近似色に合わせるは、選択範囲の周りの色を使って修復を行います。テクスチャを作成は、選択範囲内のピクセルから作成したテクスチャで選択範囲を修復します。
一度のドラッグでうまくいかない場合は、何回か方向や開始位置を変えてドラッグし直してみたり、ブラシのサイズを変更して細かくドラッグしてみたりすることで綺麗に修復することができます。
まとめ
今回は、Photoshopのスポット修復ブラシツールの使い方について紹介しました。スポット修復ブラシツールを使えば、画像の中の不要な部分を簡単に消去することができます。画像編集する機会が多い方は、覚えておきましょう。
さらにスポット修復ツールの中にある、赤目修正ツールを使用すると、人物や生き物の写真の赤目だけを修正することもできます。詳しい使い方は以下の記事を参考にしてください。