Photoshopの2種類のヒストリーブラシの違いと使い方

Photoshopには、ヒストリーブラシツールとアートヒストリーブラシツールがあります。似た名前ですが、全く違う機能のツールです。それぞれの機能と使い方をご紹介していきます。

ヒストリーブラシツールの使い方と機能

ヒストリーブラシツールは、Photoshopにあるヒストリーの機能から、編集中の好きな段階の画像を指定して、画像上のブラシでなぞった部分をその段階の画像にすることができる機能です。説明では少し分かりづらいかと思うので実際に見ていきましょう。Photoshopで編集したい画像を開きます。

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画像を編集していきます。今回は、白黒にしてトーンカーブも少し編集してみました。

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ヒストリーパネルを開きます。各ヒストリーの左側に、「ヒストリーブラシのソースを設定」する項目があります。今は一番上にチェックが入っている状態です、元の画像ということです。開いた状態も同様の何も編集していない画像なので、こちらにチェックを入れてもいいです。

好きな編集段階のヒストリーの左側にチェックを入れてください。

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赤枠で囲んだ部分を、ヒストリーで選択した最初の画像に変更したいと思います。

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ヒストリーブラシツールを選択して、先ほどの赤枠の中をドラッグしていきます。

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ドラッグした部分だけ、選択したヒストリーの画像になりました。

screenshot 278

アートヒストリーブラシツールの使い方と機能

アートヒストリーブラシは、ブラシでなぞった部分にアーティスティックな効果を与えていくブラシです。使い方は、効果を与えたい箇所をドラッグするだけです。

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オプションバーで色々な種類やブラシのサイズなどを変更できるので、好きなものを選んで効果を適用してみてください。


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