Photoshopには様々なシェイプを作成する機能があります。シェイプとはベクトル画像のオブジェクトのことで、大きさを変えても劣化しない、点をつなぎ合わせた線でできた図形のことです。そこで今回は、シェイプツールの種類や使い方をご紹介します。
Photoshopのシェイプツールとは
Photoshopには、各名前の図形を作る長方形ツール・角丸長方形ツール・楕円形ツール・多角形ツール・ラインツールと、様々なシェイプを描画することができるカスタムシェイプツールがあります。キーボードの「U」を押すか、ツールバーの長方形を選択するとシェイプツールに切り替え可能です。
シェイプツールで作成された図形は、パス同士が線となって形づくられています。そのため、拡大しても線が劣化しなかったり、線と図形の内側とで異なる指定をすることが可能です。
Photoshopのシェイプツールの使い方
基本的な使い方はどのシェイプツールも同じです。
1.ドラッグすると選んだ形のシェイプが作成されます。
2.Shiftキーを押しながらドラッグすると、左右上下対称のシェイプが作成されます。
3.オプションバーで塗りを無しにすると、枠が作成できます。
4.棒線のアイコンを選択すると点線や、登録した線の形など好みの線形に変更できます。
Photoshopのシェイプツールの種類
Photoshopのシェイプツールの種類を紹介します。
長方形ツール
長方形のシェイプを作成できるツールです。
角丸長方形ツール
角丸の長方形を作成できるツールです。オプションバーの丸みから、角の丸みを指定することもできます。
楕円形ツール
楕円形のシェイプを作成できるツールです。Shiftキーを押しながら作成することで、楕円形ツールの場合は正円を描画することができます。
多角形ツール
指定した角数の多角形のシェイプを作成できるツールです。サンプル画像の1と3は角数が5、2と4は角数が8の多角形です。
ラインツール
ラインのシェイプを作成できるツールです。線の太さを変更したり、他のシェイプツールと同じように使用します。Shiftキーを押すと水平に線を引くことができます。
カスタムシェイプツール
Photoshopに初めから登録されている様々なシェイプや、自分で登録したシェイプを簡単に他の図形と同じように作成することができます。カスタムシェイプツールを選択したら、オプションバーのシェイプを押すことで、好きなシェイプを選択可能です。
あとは今までのシェイプツールと同じく、ドラッグするだけで選択したシェイプの作成ができます。
ストロークだけにすることで、カスタムシェイプツールでも同じように枠が作成できます。
まとめ
Photoshopのシェイプツールの使い方について、紹介してきました。シェイプツールで作成した形の線幅や、線の種類は自由に変更することができます。
枠線の詳細な設定については、下記の記事を参考にしてみてください。