Photoshopで加工したい写真や、スキャンした画像が斜めになってしまっている場合は、ものさしツールという機能が便利です。
ものさしツールは、オブジェクトなどを正確な位置に配置するための機能ですが、傾いてしまった画像を簡単に修正することもできます。そこで今回は、ものさしツールの使い方をご紹介します。
ものさしツールを使って傾いた写真を水平にする方法
Photoshopで編集したい画像を開きます。お店の看板を見ると、傾いてしまっているのが分かります。画像内で、この看板が水平になるように加工していきましょう。
ものさしツールの場所
スポイトツールを長押しすると、スポイトツールの中に含まれているツールが表示されます。ツールバーから、ものさしツールを選択してください。
ものさしツールの使い方
ものさしツールは、計測したい箇所をドラッグして使います。赤枠の部分を、お店の看板の角度に沿ってドラッグしてください。これでこの看板の角度が計測されます。
角度を補正する
メニューバーからイメージを押して、画像の回転→角度入力を選択してください。
カンバスの回転する角度を指定するウィンドウが表示されます。先ほどものさしツールで計測した角度が自動で入力されているので、あとはOKを押すだけです。
これで画像の傾きを調整することができました。
まとめ
画像を水平にしたい時だけでなく、画像内のオブジェクトの傾きに合わせたい時なども同じ手順で画像の傾きを調整することが可能です。簡単に調節ができるので、ぜひ、使ってみてください。