JavaScriptの繰り返し同じ処理にはfor文とwhile文の2種類ありますが、回数がわからない繰り返し処理の場合、条件に一致する間処理を行うという、while文を使います。
while文の書き方
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while(繰り返しの条件){ 処理; } |
条件が満たされている間 {} 内の処理をします。
while文の書き方は、whileの横にある()の中に繰り返しの条件を記述し、{} の中に繰り返したい処理を記述します。
サンプルコード
iが10になるまで実行する条件式を書いてみましょう。
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var i = 0; while(i < 10){ i = i+1; console.log("i = "+i); } |
処理の流れ
それでは実際に処理の流れを見ていきましょう。
まず、サンプルコードの1行目で変数iの定義をして、そのiに初期値として0を代入しています。
その次の3行目ではiに代入されている値がwhile文の条件と一致しているか判断しています。今回、iには0が代入されており、条件に一致するので4行目の処理を行います。
4行目の処理ではiに1を足して代入しています。今回はiに1が足されてiに代入されている値は1になりました。
5行目で出力します。
この処理の流れを、iに代入された値が10より低くなるまで繰り返します。
実行結果
サンプルコードを実際に実行すると、以下の実行結果になります。
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i = 1 i = 2 i = 3 i = 4 i = 5 i = 6 i = 7 i = 8 i = 9 i = 10 |
iが10になるまで出力されたのが確認できました。