Linuxのシェルやコマンドにおけるバッククォートの使い方

Linuxのシェルスクリプトやコマンドで、バッククォート ``を使っている例を目にすることがあると思います。

今回は、Linuxにおけるバッククォートの意味と使い方などについて説明します。

バッククォートとシングルクォートの違い

バッククォート ``は、シングルクォート ''と似ていますが、Linuxでは全く違う意味を持ちます。

シングルクォートは囲った中身を文字列として主力するのに対して、バッククォートは囲った中身をコマンドとして実行しその結果を出力します。

以下は、dateコマンドで本日の日付を主力した文章を表示する例です。

バッククォートの入力方法

バッククォートは、キーボードの「Shift + @」で入力することができます。一方、シングルクォートは「Shift + 7」です。

バッククォートの代わりとなる$(...)

バッククォートと同じように、コマンドを実行しその結果を主力するのには、$(...) も使えます。

コマンドをネストして実行したい時などは、$(...)を使ったほうがコマンドの見通しがよく便利でしょう。


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