<figure>タグは、図や表などをグループ化する際に使用します。名前から、図や画像などに使うことは想像しやすいと思いますが、実はソースコードや詩、リストなど何でもコンテンツをグループ化することができるタグです。今回はHTML5における<figure>タグの使い方をご紹介します。
HTML5における<figure>タグの使い方
まとめたい画像や、表、リストなどを、<figure>〜</figure>で囲むだけです。例えば以下のようなリストがあったとします。
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<ol> <li>Aをする</li> <li>Bをする</li> <li>Cをする</li> </ol> |
このように、マークアップしてグループにしたい部分を囲んでしまえば完了です。
1 2 3 4 5 6 7 |
<figure> <ol> <li>Aをする</li> <li>Bをする</li> <li>Cをする</li> </ol> </figure> |
同じように画像などをマークアップするものに、<p>タグがありましたが、HTML5からは、図や表は<figure>でマークアップすることでより文章構造として正しいマークアップが可能になり、推奨されています。ただし、<figure>を使えるのは、独立している自己完結できる内容に限定されます。独立している内容というのは、たとえ違うページにあったり、ページのどこにあっても、コンテンツが成り立っている状態のものです。
画像などであっても、文章などから独立しておらず、前後のコンテンツがないと成り立たないものの場合は、<figure>タグではなく、<p>タグを利用する必要があります。