PhotoshopCCは、Adobe Creative Cloudを契約すると利用できる、今までのパッケージ版とは違うタイプのPhotoshopです。買い換えることなく、契約期間中は常に最新のPhotoshopが使えるようになるほか、新機能もどんどん追加されていきます。
今回は、便利な新機能を中心にPhotoshop CCの使い方をご紹介します。
Photoshop CCの使い方・CCでの新機能とは?
Photoshop CCの画面です。CSシリーズと基本的な操作などで大きな変更はありません。新機能の中で便利そうなものを、紹介していきたいと思います。
アートボードの追加
複数の新規ファイルを作ることなく、同一ファイル上で複数のアートボードをつくることができます。Webサイトのデザインでページごとにファイルを保存する必要がなくなりました。
詳しい使い方は以下の記事を参考にしてください。
焦点領域機能
焦点領域を自動で識別し、選択範囲を作成することができる機能です。
上図のような猫の写真を開いてみました。
メニューバーの選択範囲から焦点領域をクリックします。
焦点が合っている猫の部分が、選択されました。あとは焦点範囲や、画像ノイズレベルを調整したり、左側のブラシで選択範囲を調整していきます。
猫の毛のような細かい部分は、一番下に境界線を調整のメニューがあるので(これは前からあった機能)この機能と併用することで、綺麗に選択範囲を作成することができます。
カラー適用機能
今回のカラー適用機能は、塗りつぶし機能を使って使用する機能です。画像の一部を周りと同じ色味に編集して、不要な部分を削除することができます。
削除したいものがある範囲で、選択範囲を作成します。
メニューバーの編集をクリックして、塗りつぶしを選択します。
塗りつぶしのパネルが表示されたら、内容をコンテンツに応じるを選択し、カラー適用にチェックを入れてください。OKをクリックします。
すると、このように、選択範囲が周りに合わせて塗りつぶされます。まだ少し残っていますが、何度かやるとキレイに消すことができます。
今回は、写真編集に便利な2つの新機能をご紹介しました。まだ新機能は沢山ありますし、これからもどんどん追加されていくと思うので、またご紹介したいと思います。