パソコンを使っている時に、なんらかのトラブルでパソコンが動かなくなってしまうということは、誰もが一度や二度は経験していることかと思います。こういった時にどうしたらいいのか悩んでしまう方も多いことでしょう。
「パソコンを強制終了する」、「動くまで待ってみる」など人によって様々な回答が出てきますがWindowsでは以下のショートカットコマンドを使うことが推奨されています。今回紹介するコマンドは「CTRL + ALT + DEL」というコマンドです。この3つのキーを押した時にパソコンはどういった動きをするのかをまとめてみました。
強制終了の前に
パソコンが止まってしまうと、ついつい「電源を長押しして強制終了」をしてしまう方もいますが、これは非常に危険な行為です。例えばエクセルやワードなどでデータを作っていたらそのデータが保存されないことはもちろん、保存していたはずのデータまでなにかしらのトラブルで消えてしまうこともあります。強制終了は最後の最後まで行わないようにしましょう。
止まってしまった原因のソフトを終了させる方法
「CTRL + ALT + DEL」という3つのキーを同時に押すと、セキュリティダイアログと呼ばれる画面が表示されます。
・ロック
・ユーザーの切り替え
・サインアウト
・タスクマネージャー
という4つの項目が現れますので、「タスクマネージャー」をクリックしましょう。
動きが止まってしまったソフトをクリックして選択し、右下の「タスクの終了」をクリックすることでソフトを終了させることが出来ます。この方法で様々なソフトを起動していた場合にもいくつか終了させるだけで他のソフトは動かすことができます。
再起動の方法
「CTRL + ALT + DEL」のコマンドを入力した時に表示されるセキュリティダイアログの画面の右下にある「電源ボタン」をクリックすると「スリープ・・シャットダウン・再起動」の3つのコマンドを選択することができます。こちらから「再起動」をクリックして選択することでパソコンの再起動を行うことが可能です。
ログオン時、ロック解除時に
会社のパソコンなど、セキュリティ対策をある程度行っているパソコンではパソコンの起動時やロックの解除時にも「CTRL + ALT + DEL」のコマンドを使うことがあります。起動時にこのコマンドを押してもセキュリティダイアログ画面が開かれるわけではありませんので心配はいりません。
その他ショートカットコマンドについて
Windowsでよく使われるその他のコマンドについては以下の記事にて紹介しておりますので参考にしてみてください。
・元に戻すショートカット「CTRL + Z」の記事はこちらから。
・ページ更新のショートカット「CTRL + F5」の記事はこちらから。
・コピーのショートカット「CTRL + C」の記事はこちらから。
・検索のショートカット「CTRL + F」の記事はこちらから。
・ショートカット「CTRL + D」の記事はこちらから。
・保存をするショートカット「CTRL + S」の記事はこちらから。
・ファイルなどを閉じるショートカット「CTRL + W」の記事はこちらから。
・全選択するショートカット「CTRL + A」の記事はこちらから。
まとめ
今回はWindowsでパソコンの動きが止まってしまった時に使えるコマンド「CTRL + ALT + DEL」についてまとめてみました。仕事などで様々なファイルを開いている時に動かなくなるとパニックになってしまいますが、落ち着いてまずはこのコマンドを試してみてください。