多くのショートカットコマンドは、インターネットブラウザでもExcelやillustratorなどのソフトでも同様のアクションとなることが多いのですが、中にはまったく別のアクションを起こすショートカットコマンドもあります。
今回紹介する「CTRL + D」はその特徴をもつショートカットコマンドになります。特にExcelで活躍するコマンドですので、覚えておくと良いでしょう。
「CTRL + D」はソフトによってアクションが違う
インターネットブラウザの場合
例えば上記はGoogleChromeの画像になりますが、IEでもインターネットブラウザでも「CTRL + D」を入力した時に行うアクションは「ブックマーク(お気に入り)への登録」です。通常ブックマークに登録するには「星マーク(Chromeの場合)」をクリックして登録をしますが、マウスを使わずに簡単に登録出来るのが「CTRL + D」です。
Excelの場合
意図的に行ったのではなく、なぜか上のセルと同じ内容が選択しているセルにコピーされたという経験をお持ちの方が多いかもしれません。Excelでは、「CTRL + D」を使うと真上のセルと同じ内容をコピーして貼り付けることが出来ます。
この様に全く同じものになります。太字の設定を行っていたり、背景色を変えていた場合も全て同じ様にコピーされます。
その他ショートカットコマンドについて
Windowsでよく使われるその他のコマンドについては以下の記事にて紹介しておりますので参考にしてみてください。
・強制終了・再起動のショートカット「CTRL + ALT + DEL」の記事はこちらから。
・元に戻すショートカット「CTRL + Z」の記事はこちらから。
・ページ更新のショートカット「CTRL + F5」の記事はこちらから。
・コピーのショートカット「CTRL + C」の記事はこちらから。
・検索のショートカット「CTRL + F」の記事はこちらから。
・保存をするショートカット「CTRL + S」の記事はこちらから。
・ファイルなどを閉じるショートカット「CTRL + W」の記事はこちらから。
・全選択するショートカット「CTRL + A」の記事はこちらから。
まとめ
「CTRL + D」はインターネットでの利用よりも、Excelでの利用の方が多いかもしれません。一つ上のセルをコピーしたい時はあまり無くても、一つ上のセルの設定をコピーしたい時に「CTRL + D」を入力して、内容だけ変えてみるとExcelの表作成の時間短縮になることでしょう。