AviUtlとは? 基本的な使い方と設定

AviUtlとは、動画編集ソフトの名称です。AVIファイルを編集できるフリーソフトですが、有料のものに引けを取らない機能性を持っており、愛用しているユーザーも多いようです。今回はAviUtlの導入方法から基本的な使い方、設定についてご紹介します。

AviUtlとプラグインの導入と起動

本体だけでも操作は可能ですが、機能が制限されるのでプラグインも一緒に導入しています。プラグインの導入は必須ではありませんが、機能上望ましい事もあるので合わせてご紹介します。

ダウンロード

AviUtlのお部屋にアクセスして「AviUtl本体」と「編集拡張プラグイン」をダウンロードします。最新版をダウンロードしてください。(画像は2016年8月現在のものです)
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ダウンロードした2つのフォルダを解凍した後、「aviutl」のフォルダの中へ「exedit92」のフォルダの中身を全て移して下さい。(図はコピーして貼り付けた後のものです)

AviUti2

フォルダの中の「AviUtl.exe」をダブルクリックすれば起動します。ここまでで、本体の導入と起動確認までが完了です。

プラグインの導入

L-SMASH Works」の導入

AviUtl本体のみでは「AVI・JPG・WAV」のファイルのみしか読みこめません。他の形式も読み込むようにするため、L-SMASHWorksを導入します。事前準備として「aviutlフォルダ」の中に「plugins」というフォルダを作っておきます。

HPにアクセスして「L-SMASH Works r877」をクリックしてダウンロードします。最新版をダウンロードしてください。(画像は2016年8月現在のものです)

AviUti3

ダウンロード後、フォルダを解凍し、「lwcolor.auc」「lwdumper.auf」「lwinput.aui」「lwmuxer.auf」の4つのファイルを、先ほど作成した「Plugins」の中に入れてください。(図はコピーして貼り付けた後のものです)

AviUti4

導入後にやること

プラグインの優先度を変更するため、プログラムを起動し、メニューの中の「ファイル」→「環境設定」→「入力プラグインの優先度の設定」をクリックしてください。

AviUti5

優先度を変更するため、L-SMASH Works File Reader を選択し「下に移動」をクリックして一番下に移動してください。

AviUti6

次に、設定ファイル「exedit.ini」に拡張子を追加します。AviUtlの中の「exedit.ini」を開いてください。「.avi=動画ファイル」が、読み込む情報の種類になりますので、同じような形式で追加すると他の拡張子のものも読み込んで編集できるようになります。

AviUti7

.wma=動画ファイル
.wma=音声ファイル
.wmv=動画ファイル
.wmv=音声ファイル
.m2ts=動画ファイル
.m2ts=音声ファイル
.ts=動画ファイル
.ts=音声ファイル
.mkv=動画ファイル
.mkv=音声ファイル
.mpg=動画ファイル
.mpg=音声ファイル
.mpeg=動画ファイル
.mpeg=音声ファイル

等、を追加すると、そのファイルが使えるようになります。利用したい拡張子を追加してください。表記情報をコピペしても追加可能です。入力後、保存して閉じて下さい。以上で入力プラグインは完了です。

「x264gui」の導入

本体のみではAvi形式でしか出力できないため、x264guiExで出力可能な動画形式を増やします。

HPにアクセスし、「x264quiEc2.xx」をクリックします。

AviUti8

「x264guiEx_2.37.zip」をクリックしてダウンロードします。最新版をダウンロードしてください。(画像は2016年8月現在のものです)

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ダウンロードしたフォルダを解凍し、中にある「auo_setup.exe」をダブルクリックします。

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黒い画面が立ち上がった後、Abiutl.exeのあるフォルダを指定するように言われるので、指定して「次へ」をクリックします。

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インストールが完了しました。と出れば無事終了です。

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AviUtlの初期設定

本体とプラグインの導入が完了したら、本体の初期設定に移ります。ここでは、オススメの設定の紹介となりますので、好みによって調整してみてください。

プログラムを起動し、メニューの中の「ファイル」→「環境設定」→「システムの設定」をクリックします。

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システムの設定が開きます。赤枠で囲まれた部分をメインに、その他変更しておくと便利そうな項目について触れていきます。

左がデフォルト設定、右が変更した画面です

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最大画像サイズ

初期設定では「1280x720」となっていますので、自分が編集する大きさに調整して下さい。フルHDが1920x1080なので、フルHDに対応するサイズをカバーできる数値に調整しました。なお、数字が大きめになっているのは縁取りなどでエフェクトが欠ける事があるためです。実際に扱う解像度よりも、少し多めに設定するのがオススメです。

最大フレーム数

初期設定では「320000」になっています。フレームとは1秒ごとに表示出来るコマ数のことで、単位にfpsを用います。TVなどで使用される30fpsは1秒間に30フレーム動かせるという事になります。初期設定の320000は30fpsを10666秒(30x10666=320000)と計算しますので、30fpsの動画を3時間まで編集可能という設定です。設定できる最大値は8388607です。

Fpsが大きいとサイズが大きくなってパソコンに負荷がかかるため、長時間編集する予定がなければ初期設定のままで大丈夫ですが、動作が重たくなるようでしたら数値を下げてみてください。

キャッシュフレーム数

初期設定は8になっています。メモリが多いほど快適になるのですが、逆に多すぎることでエラーを起こす事があります。32くらいを目安にするのがオススメです。

リサイズ設定の解像度リスト

頻繁に使う場合は、良く使う解像度を追加しておくと便利です。特にこだわらない場合はそのままでも大丈夫です。今回はフルHDの数値を追加しました。

その他のオススメ設定など

再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示する

別窓で再生させるかメインウィンドウに表示させるかを好みで設定できます。

LargeAddressAwereを有効にする

通常2GBしか使用しないメモリを4GBまで使用可能になる設定です。PCの環境によりますが64bitOSでメモリを4GB以上積んでいる場合はチェックしてみましょう。

※管理者権限でソフトを実行していない場合、チェックを入れることでエラーになる可能性があります。ソフトを起動する際にアイコンを右クリック→管理者権限として実行、で立ち上げてみてください。

デフォルトの出力ファイル名

出力先のフォルダ指定です。動画ファイルは重たいので保存先はメインではないHDにしておきます。CドライブがメインであればDドライブにフォルダを作る、などしておくといいかもしれません。

編集のレジューム機能を有効

プログラムの終了時に自動保存してくれる機能です。保存ミスを防ぐのと同時に、次回起動時に編集中の画面が表示されます。あるとちょっと便利な機能です。

編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する

プログラム終了時に「確認ダイアログ」を表示させる設定です。編集中に誤って閉じてしまった場合など「破棄されますがよろしいですか」というメッセージが表示されます。誤動作を防止したい場合はチェックしておくと便利です。

実際に使ってみる

ファイルを開く

メニュー画面から「ファイル」→「開く」をクリックし、編集したい動画を開きます。プラグインを導入していると、いろいろな種類の動画を編集可能ですが、本体のみを導入していると編集可能な形式が限られますのでご注意ください。

カット編集

ファイルを開いた後、右下のアイコンをクリックする事でカット編集をする事が可能です。

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カーソルを任意の場所へ移動させ「AviUti17」 をクリックすると、その位置がカットする始点になり、もう1か所離れた位置で「AviUti18」をクリックすると、そのポイントがカットの終点となります。

カット範囲を指定した図です。

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メニューの編集から「選択範囲のフレーム削除」をクリックする事で青い範囲を削除して、いらない部分を削る事ができます。誤って消してしまった場合は「元に戻す」をクリックしてください。

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フィルタについて

ノイズ除去やぼかしなどフィルタをかける事ができます。設定で調整する事で、画面を確認しながらフィルタを変更することができます。

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色調補正のフィルタをかけ、明るさを設定してみた画面です。大分明るさが増しました。

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保存について

保存する際は「〇〇出力」を選択して出力します。出力する方法は任意で選ぶのですが、今回はプラグインを導入したので「プラグイン出力」が選べるようになっています。拡張出力ではmp4等での出力も可能となっています。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はプラグインも併せてご紹介しましたが、フリーソフトながらかなりの高性能です。今回はカット編集とフィルタの使い方のみをご紹介しました。タイムラインを使うと文字を入れたりする事も可能なので、使いこなせるようになるとより編集が楽しめるでしょう。


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