「スポンサードサーチ」の特徴やメリット・デメリットとは?

クリック課金型広告には「PPC広告」、「リスティング広告」、「スポンサードサーチ」などさまざまな種類があります。

その中で今回は「スポンサードサーチ」に注目。基本的な意味や他のクリック課金型広告との違い、メリットやデメリットについてご紹介します。

スポンサードサーチとは?

スポンサードサーチとは、「Yahoo!プロモーション広告」の1つで、Yahoo! JAPANで検索されたキーワードと関連する広告を検索結果画面の上部や右側に表示します。ちなみにBing、excite、OKWave、NAVERなどはYahoo! JAPANと提携しているので、同様のスポンサードサーチが表示されます。

具体的な「検索」→「広告表示」場面を画像を用いて説明すると、たとえばYahoo! JAPANで「UX MILK」と検索します。そうすると、以下のように検索結果画面の右側(※赤い枠中)に「UX MILK」に関連する広告が表示されます。これがスポンサードサーチです。

検索結果

スポンサードサーチの特徴

クリック課金型広告のなかでも、検索エンジンの検索結果で出てくる広告を「リスティング広告」と言います。スポンサードサーチは、Yahoo! JAPANのリスティング広告という位置づけになります。このスポンサードサーチには、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

メリットは?

スポンサードサーチは、ユーザーが検索しているキーワードに関連する商品やサービスの広告が表示されます。そのため、現在検索している=見込み客に対して直接アプローチができます。

また、クリックしない限り費用の発生はありません。1クリックの価格はキーワードごとに1円〜9,999円の中で自由に上限の設定(入札)が可能です。高ければ高いほど、ユーザーの目につきやすい位置に広告が表示されます。

デメリットは?

スポンサードサーチの弱みとしては、画像つき広告、Webメディアやニュースサイトの記事一覧の中に表示されるインフィード広告には非対応と言った点が挙げられます。

また、個人的な情報や嗜好が広告表示に反映されたり、広告主のサイト閲覧履歴のあるユーザーが他のキーワードで検索した際に広告として表示される(サイトリターゲティング)ことは通常ありません。しかし、サイトリターゲティングについては専用のタグを広告主のサイトで設定することで可能になります。

まとめ

スポンサードサーチは、Yahoo!プロモーション広告の広告管理ツールへログインし、キーワードやタイトルの文字数と言った入稿規定を元に作成します。また、最も効果の高い位置に広告が表示されるように入札価格を自動で変更するなど、さまざまな機能が充実しています。

そのほかのクリック課金型広告には、性別や興味・関心、閲覧履歴などを自動的に加味してくれたり、画像つきの広告にも対応している「YDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)」などもあります。訴求したいターゲットやマーケティング目標にもとづいて、より適したクリック課金型広告を採用しましょう。


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