Web広告の7種類とそれぞれの特徴

Web広告費用は2012年から4年連続でプラスに成長し、テレビ広告についで大きな市場規模となります。Web広告といっても1つではなく、運用の仕方や宣伝の目的によって、種類はさまざまであり、今までにはなかった新しい分野も注目されています。今回はWeb広告そのもののメリットとそれぞれの種類と特徴を7つご紹介します。

Web広告のメリット

そもそもインターネット上での広告のメリットとはなんなのでしょうか?ここで5つご紹介します。

(1)細かなターゲティングができる

地域、年代・年齢、性別といった基本的なデータから、興味・関心、Web上の行動履歴、検索履歴などのデータまで、細かく分類し広告配信が可能です。適当に広告を出すのではなく、ターゲットを決めてその人に合わせた広告を出すことでヒットが高まります。

(2)ユーザーがアクションを起こしやすい

「ネットですぐに商品が購入できる」「ネットで簡単に予約することができる」といった特徴により、ユーザーが直接店に訪問したり電話で問い合わせを行うといった面倒を要さず手軽に行動ができます。

(3)費用対効果が見える

Web広告では、購入や申込みなどの成果を広告別にトラッキングすることで、配信した各広告ごとの費用対効果を測定することができます。広告ごとの費用対効果を把握することで、無駄な広告掲載を辞めることができたり、獲得効果の高い広告の掲載をより増やしたりと、より効率的なアプローチができます。

(4)広告主の都合で広告配信が可能

インターネット広告は、広告主の都合で柔軟に広告の配信や変更、停止を行うことが可能です。従来の従来のマス広告やSP広告では、急なキャンペーンや企画の実施、広告クリエイティブの変更は困難なものでしたが、Web広告なら配信停止や強化・縮小から広告クリエティブ・ランディングページの差し替えなど、柔軟に対応することができます。

(5)広告掲載が手軽にできる

Web広告は最短で即日、長いものでも2週間ほどで広告掲載することが可能です。準備に必要なものは広告クリエティブ(テキストやバナー)とランディングページ(広告の飛び先となるページ)が主で、その他は簡単な設定で済むことができます。

それでは、具体的な種類と特徴の説明に移ります。

リスティング広告

リスティング広告は、GoogleやYahooなどの検索サイトでキーワードを打ち込んだ際の検索結果ページに関連性の高い広告が表示されるタイプのものです。キーワードを打ち込んだユーザーに対して確実に表示されるため、情報を求めているユーザーへ訴求しやすく、顧客獲得の効果が得やすいというメリットがあります。その半面、デメリットは費用がかかることです。また、運用型の広告であるため細やかな運用が必要となってきます。

アフィリエイト広告

アフェリエイト広告は、設置された広告を通してユーザーが買い物などをすると、その成果に応じて報酬が発生する、という仕組みになっています。
個人・法人のWebサイトやブログ、メールマガジンに自社商品のポジティブなレビュー記事を掲載して行うのが一般的です。成果が発生した場合のみ広告費を支払えば良いため、認知と費用対効果が非常に高いというメリットがあります。

通常、アフィリエイト広告を出稿する際は、複数のパートナーサイトを束ねている、アフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)を通します。ASPに出稿することで、数百万のパートナーサイトへ一斉に掲載の打診を行うことができます。出稿単価は、自社の損益分岐点以下で設定する事ができ、不正な成果については支払い対象から除外することが可能であり、リスクが低い点も魅力です。

アドネットワーク広告

アドネットワーク広告は、多数のWebサイトやブログ、SNSなどのオンライン上の広告媒体をまとめてネットワークを形成し、そのネットワーク内のサイトへ広告を配信する手法です。広告を出稿する際は、アドネットワークを提供する事業者から行います。アドネットワークは多くのWebサイトやブログを媒体化しており、大量のトラフィックを確保できるメリットがあります。また、さまざまなサイトがカテゴリー分けされているため、カテゴリーごとやプレースメント(Webサイトなど)ごとに リーチすることもできます。広告タイプはテキスト・バナー・レクタングルなど多様なクリエイティブが使用可能で、主な課金方式はインプレッション保証型とクリック課金型です。

動画広告

You Tubeなどの動画サイトなどで、動画閲覧中のユーザーに対してテレビCMのような広告を表示させるシステムです。広告となる動画を直接クリックしたり、映像が終了するとWebサイトへ飛びます。映像と音声をつけてリッチな表現ができ、インパクトがあるため、ユーザーの目に留まりやすい広告です。近年ではインターネットの普及に伴いテレビを見る人が減り、動画を見るユーザーが増えている事から、2013年のネット動画広告の市場規模は前年比329%の132億円と急激に伸びています。成果が急増が見られる点で、とても注目されているシステムとなっています。

SNS広告

近年急激に普及したSNSに情報を流すタイプの広告です。ブログ、Twitter、Facebook、YouTubeをはじめ、ユーザーがメディアを持つようになった今、ソーシャルメディアを活用したマーケティングの重要性が高まっています。インパクトのある記事と映像、写真、イラストなどを掲載することで、ユーザーの関心や興味のありそうな情報を集め、口コミや話題を発生させてバイラルを発生させる際にも活用されます。

Facebook

Facebookが提供する広告で、Facebookの右サイドバー、ニュースフィード内に表示されます。ユーザー属性や興味関心などから、ターゲティングを非常に細かく行えるというメリットがあります。広告キャンペーン・価格・日程を設定でき、低予算からでも出稿が可能です。

Twitter

Twitter Japan社が提供する広告メニューです。検索結果やユーザーのタイムラインに広告主のツイートを掲載できる「プロモツイート」 や、Twitterのホーム画面左にある「トレンド」エリアの最上位に、指定したキーワードを表示する「プロモトレンド」などがあります。

LINE

国内最大のメッセージングアプリ「LINE」が提供する、販売・来店を促すサービスです。様々な地域でビジネスを展開している飲食・アパレル・美容・ 宿泊施設などの実店舗を対象にしています。申し込むとLINE内外にホームページを持つ事ができ、LINEでお店の予約や問い合わせ 受付、クーポン配信などができます。

ネイティブ広告

ネイティブ広告(編集タイアップ広告)は、自社の広告を配信するのではなく、第三者目線で作られたコンテンツによってユーザーへ訴求する広告手法です。記事出稿の際は広告代理店を通したり、直接メディアに交渉します。

通常のバナー広告などは消費者がよく見てくれなかったり、内容を鵜呑みにしないという前提があるのですが、編集タイアップ広告では、出稿メディアの実際のコンテンツであるかのように訴求されるため、ユーザーへの信頼度・訴求度が高まるというメリットがあります。また、内容は豆知識や日常に役立つような読み物となる事が多いため、ユーザーの関心を引きやすく、訴求力の高いシステムです。

メール広告

メール広告は、電子メールに広告を載せるシステムです。ユーザーのメールアドレスデータを所有している媒体が取り扱っており、インターネット普及初期から使われている広告手法です。

メールの広告には、年齢・性別や興味・関心などの条件からユーザーを絞り込める「ターゲティング広告」や、媒体が発行するメールマガジンに数行程度の広告を掲載する「メールマガジン広告」などがあります。広告はテキストベースや画像が用いられ、リンク先となるURLを設置します。


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