ウェビナーは、動画を使ったマーケティングWebセミナーのことを言い、BtoB企業の約7割がその効果を認めるといいます。(movieTIMES ムービータイムスhttp://www.movie-times.tv/feature/8050/より)
今回は、ウェビナーの特徴や利点、成功させるポイントをご紹介します。
ウェビナーとは?
ウェビナーはウェブとセミナーが組み合わさった言葉で、インターネットを通じてセミナーを配信することです。用途は製品説明、何らかの専門的なトピックに関する講演、採用時の会社説明会などさまざまです。
ウェビナーの特徴
ウェビナーには大きくリアルタイム方式と録画配信方式の2種類があります。
リアルタイム方式
- 動画配信ではない!リアルタイムで行う
- 双方向のコミュニケーションが成り立つ
講義中に受講者の質問も受けつけ、動画途中で受講者のコメントが表示されます。
録画配信方式
- 24時間いつでも視聴可能なため、より多くの人に見てもらいやすい
ウェビナーの事例
ここで、事例を2つご紹介します。
楽天市場 ネットショップ出店・開業オンラインセミナー
http://www.rakuten.co.jp/ec/seminar/online.html
- 1セミナーにつき1名
- レベルに合わせた講義が受けられる
株式会社大塚商会 オンラインITセミナー
https://www.otsuka-shokai.co.jp/events/online/
- モバイル、CAD、IT資産管理などテーマ別にセミナーを探せる
- 時間帯指定、定員ありの限定セミナー
ウェビナーの利点
顧客視点
理解度が上がる
文字だけで自分で解釈するより、専門家による講義でより理解度が高まります。また、リアルタイム方式だと疑問等もその場で聞けることもメリットです。
開催場所に足を運ぶ必要がない
パソコンさえあればどこでも、ちょっとした空き時間にでも受けられます。会場の混雑等の心配もありません。
開催者視点
集客がしやすい
顧客視点で述べたメリットから分かるように、参加ハードルが非常に低いため集客がしやすいです。
大量で複雑な情報を分かりやすく伝えられる
文字だけでは伝えにくい情報を自分の言葉で工夫して伝えられ、顧客の理解度も高まります。
信頼してもらえる
話者の顔が見えたり、声を聞くことが出来るため聞き手に安心感・信頼感を与えることができます。また、聞き手に支持されれば専門性に自信がつくでしょう。
良いウェビナーを作るためのポイント
①身だしなみや声の大きさ・話し方に注意する
基本ですが、第一印象も大切なため、服装や髪型等身だしなみを整える必要があります。話をするうえで、声が大きすぎる・小さすぎる、早口、滑舌の悪さ等、聞き手が不快感を持つような印象を与えないことが大切です。
② 撮影品質の確認をする
動画は見栄えが何よりも大切です。以下のことには注意しましょう
- 品質の良いカメラを使う
- 部屋の証明をなるべく明るくし、顔の近くには白いものを置いて表情を明るく見せる
- 無駄な背景の写りこみがないようにする
- 騒音が入っていないか?音は割れていないか?音質を確認する
③ コンテンツにこだわる
ウェビナーは気軽に参加できる反面、価値がないと思われると人が集まりません。わかりやすく説明するための工夫や専門性を磨くための努力は必要不可欠です。また、セミナーは長すぎると負担がかかるため、最長でも2時間程度に収めると良いでしょう。