【連載】インタラクションデザインとは? ④著名人編

UX Booth

モノづくりのヒントになるような記事をお届けします。

この記事はThe UX Boothからの翻訳転載です。配信元または著者の許可を得て配信しています。

Complete Beginner’s Guide to Interaction Design (2015-10-27)

この記事は、インタラクションデザインをもっと学びたい人向けの連載です。UX Boothの記事を基にインタラクションデザインに関する様々な情報を全5回に分けてご紹介していきます。

①基礎知識編②手法編③ツール編④著名人編⑤団体・書籍編

第4回は著名人についてみていきます。

著名人

誰かの肩書きがインタラクションデザイナー「だけ」と言うことはほぼありません。この分野はUXデザイン、UIデザイン、開発、ビジュアルデザインなど多くの分野とオーバーラップしており、ここに挙げる全てのデザイナーが自らインタラクションデザイナーを名乗っているわけではありません。ここに挙げたのは、その分野でインパクトがあったり、インタラクションデザインの分野で働くなら知っておきたい内容を教えたり書いたりしてきたという方達です。

Alan Cooperalancooper

Alan Cooperは1992年にCooperを共同設立しました。ソフトウェアデザインでの画期的な仕事を通じ人間らしいテクノロジーにおいて彼が果たした役割が広く知られることとなりました。また『About Face:インタラクションの極意』(第1~4版)、『コンピュータは、むずかしすぎて使えない!』の著者でもあります。「ビジュアルベーシックの父」として広く知られており、目標主導のデザイン手法を作り、ユーザーの感性に訴えるハイテク製品を作るための実用的インタラクションデザインツールとして、ペルソナという概念を発明しました。

Brad Frostbradfrost

Brad Frostは先頭に立って叫びます。Death to Bullshit(でたらめに死を)。これは世界中のでたらめを取り除き、人と時間を尊重するエクスペリエンスを要求しようというスローガンです。BradはWebデザイナーとしてそうしたエクスペリエンスを創出し、ライター、コンサルタント、スピーカーとして活躍しています。Bradは厳密にはフロントエンドの開発者ですが、開発者とインタラクションデザイナーの境界線は薄く、彼の作ったツールやリソースも評判で、彼の仕事はインタラクションデザインのコミュニティに巨大なインパクトを与えています。有名なものにThis Is ResponsivePattern LabStyleguides.ioWTF Mobile WebMobile Web Best Practicesなどのリソースがあります。

Whitney Hesswhitneyhess

Whitney Hessの一生の使命は人間性をビジネスに戻すことです。WhitneyはDesigning Yourselfというポッドキャストを共同主催しており、ブログPleasure & Pain、また世界中の会議や企業で講義をしています。人間‐コンピューター間インタラクションの修士と技術ライティング、HCIの学士をカーネギー・メロン大学で取得し、2014年にはNew Ventures Westを通して有資格指導者になりました。

Kim Goodwinkimgoodwin

Kim Goodwinはベストセラー『デジタル時代のデザイン』の著者です。Kimは現在、航空学、家庭用電化製品、リテールなど様々な業界でクライアントのコンサルティングをしています。この10年はCooperで副社長、デザイン担当、ジェネラルマネージャーとして過ごし、インタラクション、ビジュアル、インダストリアルの各デザイナー達をまとめた統合デザインの実践と、賞賛を浴びたCooper Uデザインカリキュラムを先導してきました。彼女の経験の幅と教育への熱意は著者として、また世界中の会議や企業でのスピーカーとして高い人気を誇ります。

Brenda LaurelBrendaLaurel

Brenda Laurelはバーチャルリアリティ、インタラクティブナラティブ、ゲームの新アプローチなど、人間がコンピューターを使う方法における複数の大変革に関わってきました。現在はCalifornia College of the Arts Graduate Program of Designの議長兼教授です。これまでにAtari勤務、ゲーム開発会社Purple Moonを共同設立し、ソニーピクチャーズ、Apple、Citibankを含む複数の企業でインタラクションデザインのコンサルタントをしています。

Mat MarquisMatMarquis

Mat Marquisもデザイナーと開発者の境界線を曖昧にするインタラクションデザイナーの一人です。A List Apartの技術編集者で、デザイナーや開発者の記事を監督し、デザインコミュニティの教育をサポートしています。またAn Event Apartと呼ばれるいくつかのイベント会議でも講義をしています。レスポンシブデザインでの画像のソリューションを探求するグループResponsive Images Community Groupsの議長、またオープンソースコミュニティの活発な会員でもあり、他のデザイナー達が前進できるよう手助けしています。

Karen McGraneKarenMcGrane

Karenは15年以上もの間、UXデザインとコンテンツ戦略の力で使いやすいデジタル製品を作り上げる手助けをしてきました。今は、2006年に彼女が設立したUXのコンサルタント会社Bond Art + Scienceを経営し、The Atlantic、Fast Company、Franklin Templeton、Fidelityのコンテンツ戦略と情報アーキテクチャーエンゲージメントを率いています。KarenはニューヨークSchool of Visual ArtsのインタラクションデザインプログラムでMFAの教員もしており、学生がプロジェクトやチーム、ビジネスを成功させるのに必要なスキルとしてデザイン経営学を教えています。また、デジタル分野のVPとしてベンチャーキャピタルIgnite Venture Partnersのコンサルティング経営チームにも所属しています。Karenは『モバイルのためのコンテンツ戦略』の著者です。

Mike MonteiroMikeMonteiro

Mike Monteiroは、コンテンツ戦略、オンラインID、そして最先端Web技術と古典的なデザインのブレンドなど真っ暗な領域を探索することで知られているデザイン会社Muleの共同設立者です。Mikeは『デザインは仕事だ』、『理想的なクライアント』の著者で、勤勉と自己認識と仕立て屋の重要性への愛を叫んでいます。世界中のデザイナー達が、業界に極めて重要なテキストをもたらしてくれた彼に愛を注ぎ返しています。

Theresa NeilTheresaNeil

Theresa Neilはテキサス州オースティンでUXのコンサルタントをしています。2001年以降、100件以上のWeb、デスクトップ、モバイルのアプリケーションのデザインをリードしてきました。Fortune 500にリストされる会社からNPO、オースティンのローカル起業家とクライアントは多種多様です。デザイナー兼開発者のBill Scottと共著で『デザイニング・ウェブインターフェース―リッチなウェブアプリケーションを実現する原則とパターン』を出しています。彼女のUXデザイナーとしての経験はtheresaneil.wordpress.comで、彼女の仕事はwww.theresaneil.comで見られます。

Don NormanDonNorman

Don Normanは実際の人間がデザインとどうインタラクトするかを研究し、デザイナーの意図と普通の人が実際に欲しいものとの間のギャップを探検しています。彼の業績は複数の名著となり、特に『日常のモノのデザイン』はUXのクラシックとして有名です。

Dan SafferDanSaffer-

Dan Safferは次世代製品やウェアラブルのサービス、家庭用電化製品などをデザインするJawboneのクリエイティブディレクターです。また『デバイスのデザイン』『インタラクションデザインの教科書』など著書も多数あります。最新の著書には2013年出版の『マイクロインタラクション』があります。

Brenda SandersonBrendaSanderson

Brenda Sandersonは5万人以上のメンバーを誇る、プロのインタラクション実践専門のグローバルネットワーク、IxDAの取締役です。15年以上現役デザイナーとして活動し、デザインスタジオ、写真店、日刊紙、出版社、広告業界を渡り歩きました。デザインとクリエイティブ分野でのテクノロジーのインパクトに関する著書で国内で知られています。

Bill ScottBillScott

Bill Scottは2006年にYahooのデザインパターンライブラリ作成に参加しました。彼のパターンライブラリの仕事はそれ以来世界中のデザイナーにインパクトを与え続けています。Billはデザイナー兼開発者で、3DグラフィックスライブラリーやNATOの戦争ゲームインターフェース、他多くのオープンソースプロジェクトに参加しています。Theresa Neilと共著で『Webインターフェースのデザイン』を出し、また会議などでよくスピーチもしています。


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