メモを制すものは仕事を制す。新社会人がチェックしておきたい文房具とは?

UX MILK編集部

モノづくりのヒントになるような記事をお届けします。

4月から始まる新生活、なかでも新社会人の方は新しい職場での期待の反面、不安になることもあるのではないでしょうか。

特に新社会人が新しい環境で気をつけたいのは「メモ」や「ノート」の取り方です。

上司に業務内容を教えてもらうときや、ミーティングに参加するときなど、メモやノートを取れ、と言われるのは世の常ですが、実際は何を使ってメモを取ればよいのでしょうか?

新社会人のメモは手書きがおすすめ

あなたは普段メモを取るときに、何を使いますか? 手書き派の人もいれば、スマホやPCなどのデジタルデバイス派の人もいることでしょう。もちろん、環境や状況にあわせて使い分ければよいのですが、新社会人の方の場合、メモは手書きでしたほうがよい理由がいくつかあります。

手で書くことで、頭が整理される

PCやスマホで入力するより、手で書いたほうが脳にインプットされやすいと言われています。メモは何かを忘れないように書き残すという目的ももちろんありますが、書きながら記憶していきやすいというメリットもあります。

強調などの表現に制限がない

データで入力する場合、使うソフトによりますが、記号や強調表現などに制限がかかってしまいます。大事な要素を丸で囲ったり、キーワード同士を矢印でつなぐことで、スピーディにわかりやすいメモができるようになります。

おまけ:まじめな態度を示せる

ビジネス上の相手によっては、手書きでメモをしながら真剣に聞く姿勢を取ったほうが心証がよいという場合もあります。一緒に仕事を進める人と気持ちよく仕事ができるように意識することも大事です。

そのほかにも、お仕事の状況によってはPCやスマホでメモが取れない状況というのは少なからず発生します。そんなときのためにも手書きメモは慣れておくに越したことはありません。

何を使ってメモをする?

では、具体的には何を使ってメモをすればよいのでしょう? ここでは既に業務にあたっている方々の声を交えつつ、どういった選択肢があるのかを見てみましょう。

システム手帳

一日の予定・タスク・その日の雑多なメモを一か所にまとめたいのでシステム手帳を使っています。ノートや筆箱はなるべく持ち歩きたくない派です。
―広報 24歳 女性

メモを取るというと、小さいバインダー形式のシステム手帳を想像する人も多いのではないでしょうか。リフィルでさまざまなフォーマットを試せますし、かさばってきたら定期的に保管用のバインダーに入れ替えることができ、整理も容易なのが大きなメリットです。

メリット
・持ち運びが容易
・カスタマイズ性が高い
・予定やタスクと一元化できる
デメリット
・領域が狭くメモが取りづらい
・保管などの管理が面倒
 

大きいノート

できるだけ大きめなノートを縦に分割線を引いて使っています。左側には打ち合わせのメモ、右側には補足や関連するタスクなどを追記しています
―広告営業 28歳 男性

メモといえば小さいメモ帳や手帳が思い浮かぶかもしれませんが、学生の頃に使っていたノートを使う社会人も多くいます。メモに不慣れな人ほど、スペースが大きく走り書きできる大きめなノートを使うべきです。どこに何を書いていいかわからない人は付箋などを併用してノートに貼っていくと見やすくなります。

メリット
・走り書き、スケッチがしやすい
・区分けの自由度が高い
・付箋なども貼りやすい
デメリット
・持ち運びがしづらい
・整理、見返しがしづらい
 

クリップボード

Photo credit: Bruce Guenter via Visual hunt / CC BY

アクティブに動き回る仕事なので、どんな状況でも書きやすいクリップボードを愛用しています。仕事で使う参考資料も多いので、すぐ参照してメモもできるように一か所に集約してしまっています
―人事 25歳 男性

会社で紙の資料やその他の配布物が多かったり、予定表などをパッと見たりすることが多い人にはクリップボードがおすすめです。資料が多い場合はそれ自体に書き込むことも多く、別々のメモを取っているとあとで情報が分断されてしまう恐れがあります。資料とともに白紙のA4をはさんでおけば、ノート代わりにもなります。

メリット
・パッと見やすい
・立っていても書きやすい
・プリントなどもまとめられる
デメリット
・第三者に見られやすい
・保管性が低い
 

スマートパッド

タブレット端末では手書きするにもタッチ入力するにも少しもたつく印象があったのですが、スマートパッドは実際の紙のノートに書いてなおかつ即座にデータ化されるので、従来のノートを取るように直感的に使えて便利です。
―編集エディター 24歳 男性

スマートパッドとは一見普通のノートなのですが、紙に書いた内容を筆圧を検知し、そのままスマホアプリに瞬時に同期してくれる文房具です。

取り込んだ画像はアプリ内で簡単に結合や切り貼りもでき、ほかのアプリに転送することもできます。紙のノートのほうには素早く、汚く書いていても、あとからデータを整理整頓し編集できるので、整理しながら書くのが苦手な人などにうってつけです。

メリット
・紙にもデータにも残せる
・メモのデータを共有できる
・あとから自在に編集可能
デメリット
・ほかと比べコストがかかる
・付属のペンのみ使用可能
 

まとめ

メモやノートの取り方は誰でも最初は難しく感じるものです。うまくまとめられるかどうか、または取りこぼしはないかと、不安になることもありますが、やっていくうちに自分のペースが見えてくるものです。

今回は手書きのメモをおすすめしましたが、もちろんデジタルのほうが性に合っている、という方もたくさんいると思います。本質は言われたことや思ったことを忘れないということですので、それぞれに合ったスタイルを見つけていけるとよいでしょう。

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Bamboo スマートパッドについて

Bamboo Folio, Bamboo Slateは紙に書いたメモやアイデアを、ボタンを押すだけでスマートフォンやタブレットに保存できるスマートパッドです。そして保存したメモやアイデアをWacom Inkspaceアプリで編集したり、エクスポートしたファイルを共有したりできます。そしてクラウドサービスの Inkspace を使用すれば、クラウドでの同期を通して、場所や時間を問わずメモにアクセスすることができます

2つのモデルの違い

Bamboo Folioは保護および整理用のカバーが付いたフォリオ型、Bamboo Slateは薄型軽量で持ち運びしやすいスレート型で、それぞれA4(レター)サイズまたはA5(ハーフレター)サイズから選べます。

どちらも内部の機能や性能は一緒ですので、デバイス自体のデザインやノートを保護するカバーが必要か否かで判断することになります。Bamboo Folioには名刺やちょっとした紙をしまっておける便利なポケットもついています。

今回のようにメモを取る用途で、カバンに入れたり携帯したりすることを考えると、A5サイズがちょうどいいサイズかと思いますが、図や絵を書くことが多い場合などはA4サイズくらいの大きさが安心です。

Bamboo スマートパッドラインアップ

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提供:株式会社ワコム
企画制作:UX MILK編集部


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