フォルダを作成するには、MkDirステートメントを使用します。
MkDirステートメントの使い方
MkDirステートメントはフォルダを作成します。構文は下記のとおりです。
MkDir [名前]
これによって[名前]という名のフォルダを作ることができます。[名前]には、ドライブや親フォルダなど、フォルダを作る場所を指定できます。指定しない場合、カレントフォルダ(現在開いているフォルダ)に作成します。Cドライブに「test1」というフォルダを作成する場合、以下のように使用します。
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Sub MkDir_test1() MkDir "C:\test1" ’Cドライブにtest2というフォルダを作成します。 End Sub |
使用例
下記のマクロでは、test2という名前のフォルダが存在しない場合のみ、Cドライブにフォルダを作成し、そのフォルダを開きます。
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Sub MkDir_test2() Dim fold_path As String fold_path = "C:\test2" If Dir(fold_path, vbDirectory) = "" Then MkDir fold_path End If Shell "explorer" & Chr(32) & fold_path, vbNormalFocus 'フォルダを開きます。 End Sub |
- fold_pathを文字列と定義して、名付けします。
- Dir関数は、指定したファイルが存在したときその名前を返す関数です。上のマクロでの意味は、「fold_pathで指定した名前のフォルダがあれば名前を返す」です。
- これとIf関数を用いて、Dir関数が何も返さなかったとき、フォルダを作成します。
- shell関数で作成したフォルダを開いています。
という手順です。