デザインシンキングやサービスデザインに力を入れているテックファームさんとUX MILKがコラボし、デザインシンキングの勉強会イベントを12/5(火)に開催します。
経緯
UXデザインの勉強会やイベントは増えてきましたが、実際のスキルを磨くにあたって、トレーニングの場はそう多くはありません。今回大手クライアントさんとサービスデザインを実践するテックファームさんにご協力いただき、より実践的なデザイントレーニングができる場を用意しました。
コンセプト
Design Thinking Squareは「デザイン思考をトレーニングして鍛える場」です。そのため実践的な内容となっており、参加者の方には「教わる」ではなく主体的に「参加する」という姿勢でワークをしてもらうことになります。例えば参加者がファシリテートをすることもあれば、発想の手法を持ち込んでワークをしてもらうこともあります。
今回はリーンキャンバスを使ったサービス設計を通じて、デザイン思考を磨いていきます。
イベントの流れ
ご来場頂いた方にはまず頭の準備体操として簡単なウォームアップのワークをしてもらいます。その後にサービス設計のワークに入っていきます。今回は次のようなテーマでサービス設計を行います。
A. 「宅配荷物が受け取れない問題」についてサービスを考える
こちらは共通のテーマです。宅配荷物がなかなか受け取れず、再配達が増加している問題について解決策を練っていただきます。
インターネット通販の普及で宅配便の利用が急増する中、配達しても不在で荷物の受け渡しができない「再配達」が大きな社会問題となっている。消費者は買った商品をなかなか受け取れないというフラストレーションがたまり、宅配業者はコストの上昇やサービスの質の低下につながりかねないという、由々しき問題。
B. 自由にテーマを決めてサービスを考える
特にこちらからはお題はなく、課題を持ち寄って取り組むワークです。普段から思っていることについてでもいいですし、その場にいるメンバーでグループワークにしてしまってもOKです。
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双方1.5hずつ時間を取っており、フルにご参加いただいた場合は3h程度のプログラムになります。
※当イベントは基本的に個人単位で参加いただけるため、途中参加・退室が可能です。
会場レイアウト
当日はテックファームさんの複数の会議室スペースを使った、サーキット型のワークショップになります。
リーンキャンバスの各項目を埋めるためにそれぞれの項目の部屋に移動してワークをします。それぞれの部屋にスタッフが配置され簡単なファシリテートをします。(が、基本的には皆さんがファシリテーターくらいの勢いで取り組んでいただきます)
リーンキャンバスは通常9項目ありますが、イベントの進行上、今回は特にサービスコンセプトの土台となる以下の部分を切り出して取り組みます。
Step1. 問題:テーマにおいて、解決が必要な問題を設定する
Step2. 顧客:主なターゲット・ターゲットの属性・アーリーアダプターになり得る層を設定する
Step3. 価値:どんな価値を提供できるか設定する
Step4. 解決策:具体的な解決策・解決に必要な最小限の機能を設定する
Step5. 優位性:リソース上の強みや競合より優位な理由を設定する
特別ルーム Biz:作ったサービス設計をさらにビジネスとしてブラッシュアップするために検証を行う
会場の各部屋を回りながら、上記5つの項目を明らかにしていきます。
応募について
当イベントは参加者同士での活発なセッションやワークを目的としているため、事前ヒアリングを行います。主体性を持ってご参加いただけないとこちらで判断した方は、参加をご遠慮いただく場合もございます。
イベント詳細
概要
【日時】12月5日(火)18:30~21:45 (18:15 open)
【場所】テックファーム株式会社
【住所】東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー23F
【費用】¥3,000
応募定員
40名
応募期限
11月22日(水) 23:59
※参加可否のご連絡は11/27までにいたします
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中級以上で、参加者のイニシアチブが求められる、新しい試みのイベントです。至らない点も多々あるかもしれませんが、是非イベント自体も一緒に作り上げる気持ちでご参加いただけますと幸いです。
皆さんのご参加、お待ちしています。