昨年末に開催した、デザインシンキング(デザイン思考)を実践的に鍛えるためのワークイベント「Design Thinking Square」のVol.2の開催が決定しました。Vol.2は3/6(火)に開催、本日より受付を開始します。
開催の経緯
Design Thinking Squareは「デザインシンキングを鍛える」ことを目的とした参加型のワークイベントです。
今回大手クライアントさんとサービスデザインを実践するテックファームさんとUX MILKがコラボレーションし、より実践的なデザイントレーニングができる場を用意しました。
テックファームでは既成概念にとらわれない自由な発想が、あらゆるビジネスの現場で当たり前に行われるようになることが今後の日本の重要な課題の一つであり、この課題を解決するためにはデザインシンキングを「手法」として広めるだけでなく「実践できる場」を設け、体感できる機会を多く作っていく事が必要であると考えています。―テックファームブログより
デザインシンキングの勉強会やイベントは増えてきましたが、実際のスキルを磨くにあたって、トレーニングの場はそう多くはありません。このイベントは「個人が気軽に参加できて、デザインシンキングを実践的に鍛えられる場」として立ち上げました。
コンセプト
Design Thinking Squareは「デザインシンキングをトレーニングして鍛える場」です。そのため実践的な内容となっており、参加者の方には「教わる」姿勢ではなく主体的に「参加する」という姿勢でワークをしてもらうことになります。ワークではリーンキャンバスを使ったサービス設計を通じて、デザインシンキングを磨いていきます。
対象となる方
デザインシンキングはデザイナーや特定ジャンルの限られた手法ではありません。あらゆる仕事や生活の場面で、活用すべき思考法です。
今回のDesign Thinking Squareでは、あらゆるビジネスでの活用を想定し、次のような方を対象としています。
以下の項目に対し現在実施中ないし、取り組んだご経験のある方
・新規事業創出プロジェクトの運営、推進
・新規事業・新規サービスの機会調査、企画、設計、プロトタイピング、検証等、一連のサービスデザインワーク
・既存事業から新規事業創出に至るプロジェクトのマネジメント
イベントの流れ
ご来場頂いた方には、まず頭の準備体操として簡単なウォームアップのワークをしてもらいます。その後にサービス設計のワークに入っていきます。
テーマ
今回は次のテーマでサービス設計を行います。
・前半テーマ:マイナンバーとプライバシーの問題
例)個人情報の流出 / プライバシーの侵害 / 情報統制の懸念 など
・後半テーマ:フリー カードを使ってその場でテーマを設定
前半と後半は各90分ずつを予定しております。
ワークの内容
当日は弊社の複数の会議室を使った、サーキット型のワークショップになります。各部屋はリーンキャンバスの項目を題材にしており、移動しながらワークを行います。
リーンキャンバスは通常9項目ありますが、イベントの進行上、今回は特にサービスコンセプトの土台となる以下の部分を切り出し行います。テーマに対し各部屋で次のようなアウトプット指標に沿ってアイディアの発散と収束を行います。
(部屋はランダムでお選びいただくため、必ずしも「問題」からスタートするわけではありません。)
・問題の部屋:「マイナンバーとプライバシーの問題」についてより深く問題を掘り下げる
・顧客の部屋:「マイナンバーとプライバシーの問題」を抱えるのはどのような人か、顧客象をより具体的にする
・価値の部屋:「マイナンバーとプライバシーの問題」を解決した時にどのような世の中になるかを考える
・解決策の部屋:「マイナンバーとプライバシーの問題」を解消できるソリューションを考える
・優位性の部屋:「マイナンバーとプライバシーの問題」にイノベーションが起こせそうな企業について考える
上記の内容を1set15分を時間が許す限り繰り返します。
第一回目開催の様子
応募について
当イベントは参加者同士での活発なセッションやワークを目的としているため、事前ヒアリングを行います。主体性を持ってご参加いただけないとこちらで判断した方は、参加をご遠慮いただく場合もございます。
イベント詳細
概要
【日時】3月6日(火)18:30~21:45 (18:15 open)
【場所】テックファーム株式会社
【住所】東京都新宿区西新宿3‑20‑2 東京オペラシティタワー23F
【費用】¥3,000
応募定員
定員20名
応募期限
2月22日(木) 23:59まで
※参加可否ついては2/27(火)の深夜にご連絡いたします。
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中級以上で、参加者のイニシアチブが求められる、新しい試みのイベントです。至らない点も多々あるかもしれませんが、是非イベント自体も一緒に作り上げる気持ちでご参加いただけますと幸いです。
皆さんのご応募、お待ちしています。