PHPのwhile文の書き方について紹介します。
while文を使用して繰り返して処理を行う
while文とはある条件式が与えられ、それが真の間、繰り返し処理を実行するための文です。
while文の書式は以下のようになります。
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while ( 条件式 ) { 条件式が真の間、繰り返し実行する処理 } |
以下のコードはwhile文を使った例です。
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<?php $num = 0; while ( $num < 5 ) { echo "$num\n"; $num = $num + 1; } ?> |
上の実行結果は以下のようになります。
1 2 3 4 5 |
0 1 2 3 4 |
上の例は「$num」という変数を出力し、「$num」の変数に1を足す処理を繰り返しています。「$num」が5になったとき条件式が「5 < 5」となり条件が偽となるので、0から4まで出力した後にwhile文から抜け出し処理が終了しています。
while文が終わらない場合
もうひとつ例をみてみましょう。
次は「$num」が-1未満になったときに処理が終了する例です。
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<?php $num = 0; while ( $num < -1 ) { echo "$num\n"; $num = $num + 1; } ?> |
この例の場合「$num」は1が加算されていくので-1未満になることはありません。このような場合プログラムは無限ループになってしまい、延々と「$num」の値が出力されてしまいます。長時間プログラムが終了しない場合などはwhile文やfor文が正しく記述されているか確認してみましょう。