Webサイトを作るときでもコードを書くときでも、テキストエディターが必要です。
例えばWindowsのメモ帳でもコードを書くことは可能です。ですが、重要なタグやパラメーターがハイライトされたり、他のアプリケーションと連動したり、Web制作に便利なエディターというものがいくつもあります。
初心者から上級者まで、どのエディターを使おうか悩む人も多いのではないでしょうか。ということで、今回はWeb制作におすすめのエディターを4つ紹介します。全て無料で使用することができ、WindowsとMacの両OSに対応しています。
Brackets
PhotoshopやIllustratorといったソフトを手がけるAdobeが提供しているエディターです。もともとはAdobe Edge Codeという名前で開発されていました。公式ではHTML、CSS、JavaScript用とされていますが、他の言語も利用できるようです。Adobe Creative Cloudとの連携ができるのが特徴です。拡張プラグインを入れることで便利になります。
- Windows、Mac、Linux対応
- 無料(オープンソース)
- 日本語対応
参考:
ATOM
GitHub社が開発しているオープンソースのエディターです。Web系だけではなく多くのプログラミング言語に対応しています。こちらも無料です。更新ペースが早いです。Bracketsのように機能を拡張できるパッケージを入れることで便利になります。
- Windows、Mac、Linux対応
- 無料(オープンソース)
- 日本語対応(要拡張パッケージ)
参考:
初心者のためのテキストエディタ。迷ったら Atom がおすすめ。
今注目のテキストエディタ「Atom」の使い方と便利機能まとめ
Visual Studio Code(ベータ版)
Microsoftが開発しているエディターです。昨年11月にオープンソース化が発表され話題になりました。Atomとベースは同じですが、Visual Studio CodeはあらかじめGitとの連携やバリデーションなどがデフォルト機能として搭載されています。多くの言語に対応し、とても起動が早いです。今後に期待が寄せられているエディターです。
- Windows、Mac、Linux対応
- 無料(オープンソース)
- 現在英語のみ
参考:
MicrosoftのVisualStudioCodeがオープンソースになったので使ってみた
Visual Studio Code は JavaScript 開発が超絶便利になる可能性を秘めている!
Sublime Text
「恋に落ちてしまうテキストエディター」の別称通り、多くのプログラマーやエンジニアが利用しているエディターです。対応言語がとても多く、重たい処理も得意です。自動保存機能があるので、強制終了したときも安心です。拡張機能も豊富です。
- Windows、Mac、Linux対応
- シェアウェア
- 日本語対応(要拡張パッケージ)
Sublime Text3 を導入から設定まで詳しく解説するよ!
まとめ
エディターによって長所短所があるので、どんどん試して自分好みのものを見つけましょう! 上記エディターなら自宅と職場で違うOSを使っていても、制作環境を同じアプリ統一できるので快適に作業できるのでおすすめです。最近Web制作を始めた、Webに興味があるという人は、まずBraketsかAtomから試してみると良いのではないでしょうか?
参考比較記事:
Web制作に使えるエディターAtom、Brackets、Coda、Sublime Textの現状まとめ
第2回 Qiita プライド: Atom 対 Brackets 対 Lime Text 対 Visual Studio Code
エディタ難民に終止符!比較した結果テキストエディタはBracketsが超使いやすそう