編集長が選ぶ2020年のおすすめ記事

UX MILKが2020年に配信した記事の中から、編集長の三瓶がピックアップした10記事をまとめてみました。本年もたくさん飲んで(読んで)頂きましてありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします!

デンマークのデザイナーが感じた、日本での発見がとてもユニークで反響も多かった記事です。日本の独特なカルチャーがどう私たちのデザインに落とし込まれているのか、ふと立ち止まって考えてみるといいかもしれません。(以下、すべて三瓶コメント)
プロダクトやサービスをメンテナンスし、持続性をもたせるかというのはすごく難しい部分ですが、この記事でのケースでは根本の問題が社風だったというのが印象的でした。
ディズニーワールドで導入されているデジタルの施策によって、得られるものもあれば失われるものもあったという体験談です。アナログとデジタルがそれぞれに持つUXについて考えさせられます。
丁寧でよく考えられたデザインを実践することによって、より優しく、永続性のあるモノが作れると語るのはエクサの安藤さん。それを実践するアプローチとしてUXライティングを挙げていただいているのも興味深いです。
「走り出す前に目的をはっきりさせる」というのはわかっていつつもなかなか難しいことですね。ちなみにここでもスローデザインが出てきますが、安藤さんのインタビューとは少し違った文脈です。
スキャナビリティという言葉はあまり日本では聞かないかもしれませんが、デジタルプロダクトにおいては大事な概念かと思います。
やっている仕事が必ずしも形として現れないのがUXの仕事なので、途中経過で作成するアウトプットなども成果物としてまとめる癖をつけていきたいですね。
我々は日々さまざまなバイアスを持って仕事しているのだなあ、と再実感したustwoの中村さんとのインタビュー記事です。多様性を認め合い、議論をしていくことこそ、チームでものづくりすることの大きな価値の一つですね。
ユーザーへの期待値をコントロールし、認知的負荷を軽減していくという考え方は、ユーザーのジャーニーを考えて設計しなければならないまさにUXデザイン的な発想で面白いですね。
デザインの説明をするときに、こういった知識が必要なときもあるかもしれないので、覚えておくといいかもしれません。

今年も一年ありがとうございました! 去年好評だったフェスもご多分に漏れずオンライン化し、オールナイト&リモート開催ということでより多くの方にご参加いただくことができました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします!

UX MILK編集長 三瓶 亮

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