2015年のデザイントレンドを振り返る

Jeffrey Zeldman

Happy Cog design studio、A List Apartの創設者。An Event Apartの共同創立者でもある。他にも著書にDesigning With Web Standardsやインターネットラジオ番組のThe Big Web Showの立ち上げなど、Webデザインにおける第一人者。

この記事はzeldman.comからの翻訳転載です。配信元または著者の許可を得て配信しています。

The Year in Design
  • 現代におけるファーストビューはモバイルなので、まずコンテンツと構造を意識した上でレスポンシブにデザインすべきである。
  • Webサイト、アプリどちらにしても、ユーザーがよりコンテンツに集中できるように気が散るような要素は排除すべきである。
  • デザインの90%はタイポグラフィーで、残りの90%は余白である。
    (編集注:%は誤植ではなく、野球選手ヨギ・ベラの迷言のパロディ)
  • 必要な時にだけ現れるメニューや機能(Progressive Disclosureという考え方)でユーザビリティと快適さを拡張するべきである。
  • たった1つのイラストやオリジナル写真が100のストック写真に勝る。
  • システムにあわせてコンテンツを作るのではなく、コンテンツにあわせてシステムをデザインすべきである。
  • デザインにおける一つ一つのディテールは、そのデザインが成り立たなくなるギリギリの線まで取り除いていくべきである。
  • スタイルというのはブランドとコンテンツを支えるためにある。目的のないスタイルはただのノイズである。
  • 誰も待ってはくれない。スピードという概念は、今日(こんにち)のデザインそのものである。
  • 自分が賢いことを証明するためにデザインをするのではない。ユーザーに自分が賢いと思わせるためにデザインをするべきである。

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