皆さんはWordPressのテーマをカスタマイズする際はどのようにしていますか? テーマを直接カスタマイズしているという方もいると思います。
しかし、テーマを直接触ることでテーマを更新した際にカスタマイズした部分が消えることもあります。それを防ぐことができるのが子テーマです。今回は子テーマの使い方を説明します。
子テーマの作成方法
子テーマを作る時には、3つのファイルが必要になります。まず必要なのが「style.css」です。
以下のコードをテキストソフトなどで入力して、ファイルを作成してください。
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/* Template:twentytwelve Theme Name:twentytwelve_child Theme URI:http://●●●.com/ Description:twentytwelve の子テーマです Version:1.0 */ @import url(“../●●●/style.css”); |
「Theme Name」「Template」以外は無くても構いません。最後のコードで親のテーマの「style.css」を読み込むことになります。
あとは、「Theme Name」で指定した名前でフォルダーを作り、「style.css」を入れてFTPソフトなどでサーバーにアップロードします。これで、子テーマを作成することができました。
子テーマの使い方
次にWordPressでテーマを先ほど作成した子テーマに変更します。一度、サイトを見てみて、特に変化がなければ成功したことになります。
あとは必要に応じて、カスタマイズしたいファイルを親のテーマから複製して、フォルダーに追加してください。子テーマの方で編集することで、親テーマを触ることなくカスタマイズできたと思います。
まとめ
子テーマを使用することで、テーマのバージョンアップも簡単に行うことができます。
また、編集した箇所をもとに戻したいときも子テーマの編集した箇所を親テーマを参考に記入するだけなので簡単になります。
非常に便利ですので、カスタマイズをしてみたい方はぜひ試してみてください。