iTunesはかなり規模の大きいソフトですので、起動しなくなると困ってしまいます。ここでは原因を追及しながら、対処法を考えてみます。今回はiTunesが起動しない場合の対処法をご紹介します。
起動しない場合の対処法
インターネット接続が原因?
iTunesは起動時にインターネットに接続しようとします。このときにエラーが出ると起動途中で止まってしまいます。MacPCのWi-Fi接続を切り、Ethernetのケーブルを抜いた状態で起動させてみましょう。インターネット接続がない状態で起動するなら、インターネットに問題があります。
ライブラリに問題?
音楽ライブラリに問題がある場合もあります。その場合、iTunesを起動させるときにオプションキーを押しながら起動させてみて下さい。
この様なダイアログが出てきますので、「ライブラリを作成...」を押して空のライブラリで起動させてみて下さい。これで起動した場合は、もともとのライブラリに問題があります。アルバムなどを一つずつ追加していってエラーが出ないのを確認して下さい。
ミュージック・フォルダ内のiTunesフォルダにある、iTunes Library.itl や iTunes Library.xml などが壊れてしまうことがあります。その場合、新規のライブラリを作ってアルバムを追加していくことで、エラーが解消されるということもあります。
サードパーティーのビジュアライザーが原因?
iTunesをセーフモードで起動させることで問題が解決することがあります。セーフモードは、iTunesを起動させるときに、Macであれば、Option+Commandキーを押しながら、Winであれば、Shift+Controlキーを押しながら起動します。
これで起動する場合は、ビジュアライザーが原因かもしれません。また、ここで「ライブラリを復元」させて直る場合もあります。
システムの問題?
最新バージョンのiTunesを古いOS上で動かしていたり、またその逆、などはエラーの原因になります。できる限り、最新のOSで最新のiTunesを動かすようにアップデートしましょう。
再インストールする
既存のファイルがいじわるをして起動できなくなっていることも考えられます。上記の対処法をやってみてダメな場合は、iTunesの再インストールをオススメします。「iTunes - iTunesを今すぐダウンロード - Apple(日本)」
まとめ
今回は、iTunesが立ち上がらなくなったときに試してみることをまとめました。iTunesが立ち上がらなくなったとき、これらのことを試してみてそれでもダメな場合は、Appleのサポートに連絡してみましょう。自分がやったことを紙に書いておき、それを見ながら連絡すると対応も早いでしょう。