条件に応じて表示を変更させることができる関数がIF関数です。IF関数は使えるようになるといろんなところで出番のある関数です。他のCOUNTIF関数などのほかの関数でも使える考え方になっているのできっちり理解していきましょう。
条件を指定する論理式について
IF関数を使うにあたって、論理式と呼ばれる数式によって条件を指定します。論理式は以下の種類があります。
> : A1>10
A1セル値が10より大きい
>= : A1>=10
A1セル値が10以上(10含む)
< : A1<10
A1セル値が10より小さい(未満)
<= : A1<=10
A1セル値が10以下(10含む)
= : A1=10
A1セル値が10と等しい
<> : A1<>10
A1セル値が10と等しくない
論理式は以上の6種類です。以上、以下で「=」がつく場合は不等号の右側につくということを覚えておきましょう。
IF関数の使い方
IF関数は上のような使い方になっています。上の式の意味はA1セル値が100より大きければAを、それ以外であればBをという式になっています。A1のセル値は100で100より大きいという論理式を満たしていないため、Bが表示されています。
ここでIF関数の使い方について説明します。番号は上の図の式を参考にしてください。
1. 条件となる論理式を入れます。
2. 真の場合=1で入力した論理式の条件が満たされる場合に出力されるもの
3. 偽の場合=1で入力した論理式の条件が満たされない場合に出力されるもの
上の図であればA1のセル値が(整数のみの場合)101以上であればAが出力される結果となります。IF関数で文字列を出力したい場合はきちんと” ”(ダブルクォーテーション) で囲みましょう。
空白を出力したい場合は「””」としましょう。引数を省略した場合は0が出力されます。
まとめ
・条件によって出力を変えることができる関数がIF関数
・条件を指定できる論理式は6種類ある