SUM関数とPRODUCT関数の処理を同時にすることができるSUMPRODUCT関数では、ただ掛け合わせて合計を算出するだけでなく、条件を指定して条件にあったものだけを算出することも可能です。
SUMPRODUCT関数の条件指定のやり方
上の図の表で条件にあう人の年齢を合計していきます。今回は出身が東京で性別が男性の年齢を合計します。
やり方は上のような式になります。SUMPRODUCT関数の使い方は、範囲指定をして「,(コンマ)」でそれぞれの範囲を区切っていくのが通常ですが、条件指定をする場合は( )*( )のように、( )と*(アスタリスク)でそれぞれの要素を区切っていくのが特徴です。
条件指定のSUMPRODUCT関数について
順を追って説明していきましょう。
①出身の範囲,条件指定
条件については範囲指定をした後、「=」で条件を指定します。条件「東京」はG2セルの値なのでG2とします。
②性別の範囲、条件指定
①と同様です。
③年齢の範囲指定
年齢については条件指定がありませんので、範囲指定をするのみでOKです。
このようにそれぞれの範囲、条件を( )と*(アスタリスク)で区切っていきましょう。
今回で重要なこと
・SUMPRODUCT関数は条件指定の計算も可能
・条件指定をする場合は( )と*(アスタリスク)で区切っていく