トーンカーブは、補正前の画像の数値と、補正後の画像の数値をグラフに表したものです。Photoshopのトーンカーブ機能では、表示されている線を操作することで、画像の明るさやコントラストを調整できます。
画像の色調を確認しながら、同時に調整していくことができるので、使いこなせると画像の色調補正がとても早くなります。トーンカーブの使い方について紹介するので、参考にしてみてください。
Photoshopの「トーンカーブ」の使い方
Photoshopで編集したい画像を開きます。
メニューバーからレイヤーを選択します。新規調整レイヤー→トーンカーブを選択してください。直接色調補正をかけてもいいですが、新規調整レイヤーからトーンカーブの調整レイヤーを作成しておくと、補正のやり直しや調整が楽です。
トーンカーブの調整レイヤーが作成されると、トーンカーブの設定ウィンドウが表示されます。初期の状態では、斜め45度の直線になっています。この直線に、コントロールポイントと呼ばれるものを作成して線を調整することで、画像の色調などを調整していくことが可能です。
また、プリセットの項目を押すと、9種類のプリセットが表示されます。初めでよくわからない人はプリセットから選んで効果のかかり方を確認してみると良いでしょう。
試しに、「コントラストを上げる」を選択してみると、元の画像よりもメリハリがついた画像になりました。
直線の上をクリックすると、コントロールポイントが追加され、波長を変形させたい範囲を調整することができます。コントロールポイントを削除したい場合は、commandキーを押しながら追加したコントロールポイントをクリックしてください。コントロールポイントはドラッグするか、キーボードの矢印キー、数値の入力で調整ができます。
まとめ
ここまで、Photoshop上でのトーンカーブの使い方について紹介してきました。もっと手軽に、ピンポイントで暗い部分と明るい部分を調整したい場合は、以下の記事を参考にしてください。