今ではPhotoshopを購入するのに、Creative Cloudを利用する方法が主流になってきました。
Creative Cloud以外でPhotoshopを購入したい場合は、CS6以前のバージョンで、在庫品が残っている物を購入するか、Photoshop Elementsを購入するしかありません。そこで今回は、Creative Cloudを使ってPhotoshopを利用するプランと、それ以外のプランについて紹介します。
Photoshopの利用を考えているけど、なにを選ぶべきか迷っている人は、参考にしてみてください。
Photoshopが利用できるCreative Cloudのプラン
個人向けのプランで、Photoshopが利用できるプランは3つあります。
- フォトプラン
- 単体プラン
- コンプリートプラン
個人でPhotoshop CCを利用する場合は、この3つから検討することになるので、それぞれの特徴を見ていきましょう。
フォトプラン
- 料金 年間プラン(980円/月 11,760円/年)
- オンラインストレージ 2GB
- 使用出来る製品 2(Photoshop CC/Lightroom CCのみ)
フォトプランはPhotoshop CC/Lightroom CCの2つのアプリケーションが使用出来るプランです。フォトプランの名前の通り、画像加工や写真編集などを中心に行いたい場合に適しています。
単体プラン
- 料金 年間プラン(2,180円/月 26,160円/年) 月々プラン(3,180円/月)
- オンラインストレージ 20GB
- 使用出来る製品数 1
単体プランはPhotoshop CC/Illustrator CC/InDesign CC/Acrobat DC/Adobe Muse CC/Dreamweaver CC/Animate CC(旧 Flash Pro)/Premiere Pro CC/After Effects CC/Audition CC/InCopy CCの中から1つのアプリケーションを使用出来るプランです。複数のアプリケーションを併用して使わない場合などは、こちらのプランで十分でしょう。
コンプリートプラン
- 料金 年間プラン(4,980円/月 59,760円/年) 月々プラン(7,980円/月)
- オンラインストレージ 20GB
- 使用出来る製品数 下記全ての製品
Photoshop CC/Lightroom CC/Illustrator CC/InDesign CC/Acrobat DC/Adobe Muse CC/Dreamweaver CC/Animate CC(旧 Flash Pro)/Premiere Pro CC/After Effects CC/Audition CC/InCopy CC/Character Animator (Preview)
Photoshop CCとLightroom CC以外で、3つ以上のアプリケーションを併用したい場合は、単体プランを3つ契約するより安くすむため、コンプリートプランを選択するのが良いでしょう。
その他のプラン
Photoshop Elementsを利用する
Photoshopに比べて多少の制限はつきますが、Photoshop Elementsを購入して利用することも可能です。パッケージで販売されているPhotoshop Elementsを購入してしまえば、継続して料金を支払うことなく、Photoshopの機能を使うことができます。
現在はPhotoshop Elements 15が、標準販売価格 13,800 円で販売されています。
PhotoshopElementsで制限される機能については、下記記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
タブレット端末用のアプリを利用する
Photoshopのごく一部の機能しか利用しない場合や、大型のタブレットを所持している場合に限られますが、Adobeが公開している無料のアプリを利用するという手段もあります。
Photoshopのレタッチ機能に特化したアプリPhotoshop Fixと、画像合成に特化したアプリPhotoshop Mixは、iPhone・Androidどちらの端末でもダウンロード可能です。使える機能は限られてはいますが、Photoshop CCの持つ機能と変わりない機能を無料で利用することができます。
まとめ
フォトプランなら、月額980円でPhotoshopが利用できます。ただ、年間契約のみなので、使用する期間によっては単体プランの方が良いかもしれません。
というのも、単体プランには月々プランがあり、年間契約をしなくても3,180円で1ヶ月の利用が可能です。
また、Photoshop以外にもAdobeのCC製品を利用したい場合、コンプリートプランが最適でしょう。自分の使用したいソフトの期間や種類と照らし合わせて検討してみてください。