自サイトを運営するうえで、サイトに訪問したユーザーがどのような経路でサイトまでたどり着いたのかを把握することは、コンテンツを作成するために不可欠です。
この記事では、Google Analyticsを使って、ユーザーがどのような経路でサイトまでたどり着いたのか、つまりユーザーの流入元を調べる方法を紹介します。
ユーザーの流入元の調べ方
まずはじめに、ページ左側のメニューから集客>概要の順にクリックします。
サマリーを開くと、上図のような表が表示されます。
赤枠で囲まれた部分が、サイトを訪問したユーザーの流入元です。それぞれの項目の意味は以下の通りです。
Organic Search
オーガニック検索。Googleなどの検索エンジンを使用して検索した結果からの流入を示します。
オーガニック検索の詳しい定義はこちらを参考にしてみてください。
Direct
リンク元がない流入のことです。
お気に入り登録やメルマガから、あるいは直接URLを打ち込んで訪問したことを示します。
Referral
個人ブログなど、他のサイトからのリンクを押して訪問したことを示します。
Social
TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアから訪問したことを示します。
Paid Search
リスティング広告からの流入を示します。
Display
バナー広告からの流入を示します。
ユーザーが使用した検索エンジンの調べ方
サイトへ訪問したユーザーがどの検索エンジンを使用したのかを知るためには、集客サマリーページのOrganic Searchをクリックします。
Organic Searchをクリックすると、キーワードごとの集客ランキングが表示されます。
キーワードの一覧を見ると、ランキング上位にnot providedというキーワードがあります。これは、検索キーワードが不明の場合に表示されます。
しかし、not providedの多くはGoogle検索によるものだと考えられます。
理由としては、2013年9月からGoogleを使用した検索はすべてSSL通信という暗号化した検索方法が適用されたことが挙げられます。
次に、上図のようにキーワードの上にあるプライマリディメンションの参照元をクリックしてください。
参照元をクリックすると、上図のように検索エンジンの一覧が表示されます。
流入元となったソーシャルネットワークの調べ方
ユーザーがどのようなソーシャルネットワークから流入したかを調べるには、集客サマリーのSocialをクリックします。
Socialをクリックすると、上図のようにソーシャルメディアの一覧が表示されます。
さらに、サイトのどのページが訪問したユーザーにとっての最初のページになったかを調べるには、プライマリディメンションのランディングページをクリックします。
ランディングページをクリックすると、自サイトのランディングページとなったページのランキングが表示されます。
ランディングページについて、詳細やSEO対策に効果的な作成方法は以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
どのような方法でユーザーが自サイトへ訪問しているかを知ることは、SEO対策を行う上でとても重要です。
ユーザーの流入元を調べて、サイトの改善やコンテンツ強化に役立ててください。