【yum入門】epel, remiなどのレポジトリをyumに追加する方法

パッケージ管理システム「yum」にRemiやEPELといった外部リポジトリを追加する方法を紹介します。

1. 外部リポジトリ(EPEL, Remi)パッケージを追加する

「yum」のデフォルトリポジトリのパッケージが古く、最新版のパッケージをインストールしたい場合には、RPMコマンドを使って外部リポジトリを追加します。

ここでは、外部リポジトリとしてよく使用されるRemiとEPELをCentOS 6に追加する例を紹介します。

1-1. リモートからリポジトリを追加

実際にリポジトリを追加せず、テストしてみたい場合は「--test」オプションを追加します。

*ダウンロードできない場合は、URLを変更してください

1-2. ローカルからリポジトリを追加

「wget」コマンドなどでローカルにRPMファイルをダウンロードした場合も、リポジトリは追加することができます。

1-3. 設定ファイルを編集

リポジトリ追加が完了すると、/etc/yum.repos.d/以下にremi.repoとeple.repoという設定ファイルが生成されます。

この設定ファイル内で、デフォルトのインストールではRemiとEPELが無効になるように、「enabled=0」となっていることを確認します。

インストールする時は、以下のようにリポジトリを指定します。

2. 補足:EPELとRemiとは?

EPELとRemiリポジトリは、 RHEL(Red Hat Enterprise Linux)やCentOSなどのRHEL互換OS上で利用する外部リポジトリです。

CentOSの公式リポジトリは、パッケージ数が少なく、最新版が用意されていないことが多いので、これら外部リポジトリを追加することが多いです。

特徴として、EPELはエンタープライズ向けで信頼性が高く、Remiは最新バージョンのパッケージが豊富といった特徴があります。


Welcome to UX MILK

UX MILKはより良いサービスやプロダクトを作りたい人のためのメディアです。

このサイトについて