この記事では、Adobe Illustrator CCにフォントを追加する方法をご紹介します。今までOSにフォントを追加する際は再起動が必要でしたが、Adobe製品用のフォントフォルダに追加すると、再起動することなくフォントを追加することができます。
※Windows10環境で解説していきます。
STEP0:Adobe Typekitの利用
Creative Cloud版Illustratorでは、Typekitというサービスを利用することができます。Typekitとは、Adobeの提供するフォントライブラリのサービスのことで、沢山のフォントが用意されています。
Illustratorのフォントメニューの[Typekitからフォントを追加]というボタンをクリックすると、Typekitサイトに接続し簡単にフォントをインストールすることができます。フォントのインストールを行うと、IllustratorをはじめとしたAdobe製品だけでなく、他のアプリケーションでも使用することができます。
しかし、Typekit上にあるフォントしかインストールできないため、任意のフォントをインストールしたい場合は下記の方法が便利です。
STEP1:必要なフォントファイルの準備
STEP2:フォントフォルダにフォントファイルをコピー
Fontsフォルダがない場合は、新規作成をしてからフォントファイルを置きます。
Windowsのフォントフォルダパス
(Illustratorをインストールしたドライブ)のProgram Files¥Common Files¥Adobe¥Fonts
Mac OS Xのフォントフォルダパス
ライブラリ/Application Support/Adobe/Fonts
Mac OS 9.xのフォントフォルダパス
システム/Application Support/Adobe/Fonts
STEP3:Illustratorで確認
上部メニューの「書式」>「フォント」で確認をします。
これで無事にIllustratorにフォントを追加することができました。
STEP3:フォントをアンインストールしたい場合
Fontsフォルダに移動またはコピーしたフォントファイルを削除することで、フォントをアンインストールすることができます。
Illustratorでフォントファイルが使用中で削除できない場合は、下記のようなメッセージが表示されます。その場合は一度Illustratorで開いているドキュメントを閉じると、フォントファイルを削除することができます。(Illustrator自体を終了する必要はありません)