パワーポイントの行間を調整する方法

読みやすいプレゼンテーション資料を作成するには、行間を調整することも大事な作業です。入力したままの状態だとなかなかバランスがとれず読みにくいこともあります。

行間の調整方法はいくつかありますが、今回は身近に使えるコマンドから一括調整までご紹介します。

[行間]コマンドから行間を広げる

1. 行間を変更したいテキスト範囲を選択します。

2. [ホーム]タブから[段落]グループの[行間]の▼をクリックして、任意の行間を選びます。1.5や2.0という数字は、1行の高さに対しての倍率で、標準は1.0です。(変更した行間を戻すときは1.0にします)

ppt_17

指定した数値に行間が調整されました。

ppt_20

※プレースホルダやテキストボックス全体の行間を変更するときは、枠線上でクリックしてホルダ(ボックス)全体を選択します。

 [行間のオプション]で数値指定する

1. 行間を変更したいテキスト範囲を選択します。

2. [ホーム]タブの[段落]グループ[行間]の▼をクリックして、[行間のオプション]をクリックします。

ppt_19

3. [段落]のダイアログボックスが表示されます。

4.[インデントと行間隔]タブの[行間]のから[固定値]を選び、さらに[間隔]を任意の数値(pt)に変更します。

ppt_22

※[固定値]にすると、フォントサイズの大きさにかかわらず指定した行間のサイズが固定されるので、見栄えのよい行間隔を自由に設定することができます。ですが、指定した行間サイズより大きなフォントサイズにしたり、行間隔を小さくしすぎたりすると、文字が重なりあって表示されてしまうことがありますので注意が必要です。

※[段落]ダイアログボックスは、[ホーム]タブの[段落]グループの[ダイアログボックス起動ツール]をクリックしても表示できます。

ppt_21

[スライドマスター]で行間設定を一括で行う

[スライドマスター]機能を使って、行間を一括設定する方法をご紹介します。[スライドマスター]は、スライドのレイアウトを統一したいときに便利な機能です。

1. [表示]タブから[マスター表示]グループの[スライドマスター]をクリックします。

ppt_23

2. 次に、左に表示されたスライドマスターから変更したいマスターを選びます。さらに変更したいレベルを選択します。その後、行間設定を上記のように行います。

ppt_24

3. 設定が終わったら、[スライドマスター]タブの[マスター表示を閉じる]をクリックして操作を終了します。この操作で行間設定を一括で行うことができます。 

まとめ

PowerPointの行間を調整する方法はいかがでしたでしょうか。見やすいプレゼンテーション資料を効率よく作成するために、ぜひご活用ください!

(使用ソフト:PowerPoint 2010)


Welcome to UX MILK

UX MILKはより良いサービスやプロダクトを作りたい人のためのメディアです。

このサイトについて