Pythonで様々な種類のオブジェクトのサイズを取得するlen()の使い方について紹介します。
様々なサイズを取得するlen()
len()の書式は以下のとおりです。
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len(オブジェクト) |
len()はintやfloatの数値型などに使用するとエラーになるので、注意してください。
リストのサイズを取得する
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lis = [1, 2, 3, 4, 5] print len(lis) # 5 |
タプルのサイズを取得する
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tuple = ("A", "B", "C") print len(tuple) # 3 |
ディクショナリー(辞書)のサイズを取得する
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dict = { "A":1, "B":2, "C":3 } print len(dict) # 3 |
文字列のサイズを取得する
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text = "ABC" print len(text) # 3 |
2次元リストのサイズを取得する
2次元リストにlen()を使った場合はリストの中にあるリストもひとつの要素としてカウントされます。
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list2d = [[1, 2, 3], [4, 5], 6] print len(list2d) # 3 |
上のプログラムの実行結果は3になります。
もし2次元リスト内のリストの要素もカウントしたい場合は以下のようなプログラムになります。
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list2d = [[1, 2, 3], [4, 5], [6]] size = 0 for lis in list2d: size += len(lis) print size # 6 |
以下のように記述するとさらにシンプルになります。
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list2d = [[1, 2, 3], [4, 5], [6]] print sum([len(lis) for lis in list2d]) # 6 |