PowerPointで動画が使われることはしばしばあります。文字で見るより映像で見た方が一目瞭然だからです。
PowerPoint 2010以降はビデオの編集機能が以前のバージョンより増えたため、動画の長さを調整することができるようになりました。
今回は、動画挿入から長さの変更までの流れをご紹介します。
スライドに動画を挿入する
動画とはビデオカメラやデジタルカメラ、スマホなど、動画撮影の機能を使って撮った映像のことですが、PowerPointではビデオと呼ばれています。
1. [挿入]タブ[メディア]グループ[ビデオ]ボタンの▼から[ファイルからビデオ]をクリックします。
2. 表示された[ビデオの挿入]ダイアログボックスで、目的のファイルを指定して[挿入]ボタンをクリックすると、スライドにビデオの1コマ目の映像が静止画像として表示されます。
3. 画像をクリックすると再生ボタンが表示されるので、スライドショーを実行しなくても、その場でビデを再生して確認することができます。
動画の長さを調整する
ビデオが挿入できたら、長さの調整をします。不必要な部分のトリミングをします。
1. ビデオの上でクリックすると、[書式]と[再生]タブがある[ビデオツール]が表示されます。
2. [ビデオツール]の[再生]タブをクリックして、[編集]グループの[ビデオのトリミング]をクリックします。[ビデオのトリミング]ダイアログボックスが表示されます。
3. ビデオの下にある緑のつまみにマウスを乗せると、両方向矢印が出るので、右方向に少しずつドラッグして再生を開始したい位置を決めます。
4. 同様に右側にある赤いつまみを左方向にドラックして再生の終了位置を決めます。
5. [再生ボタン]をクリックし、ビデオの長さを確認したら、[OK]ボタンをクリックしてトリミングを終了します。
まとめ
以上のように、PowerPoint内で手間をかけることなく動画の長さの調整を行うことができますので、効果的なスライド作成に役立ててください!
(使用ソフト:PowerPoint 2010)