パワーポイントはプレゼンなどでよく使われることは周知のとおりですが、実際にプレゼンに参加する側と発表する側が同じ画面を見ていることはあまりありません。なぜならパワーポイントには「発表者ツール」という、プレゼンする側が説明しやすいツールがそろった表示画面が用意されているからです。
今回は発表者ツールの使い方についてご紹介します。
発表者ツールの表示について
まずは「スライドショー」のタブを開き、「発表者ツールを使用する」にチェックを入れます。
そして、「モニター」を利用するモニター(プロジェクター等)へ切り替えます。(実際に接続されていると表示できるモニターが選択できます。)
さて、準備はこれで完了です。あとはF5ボタンを押してスライドショーを開始すれば、接続されているモニターには全画面表示がされ、自分のパソコンの画面には、発表者用の画面が表示されます。
なおスライドショーについては、「スライドショーの設定」から変更することができます。
どこからどこまでのスライドを使うのか、スライドの切替は何のタイミングで行うかなどは事前に設定をしておきましょう。
発表者ツールを使う際の注意点について
セリフを書き込んだりしている「ノート」を画面表示してプレゼンを行う場合、発表者ツールではノートに差し込んだ画像が消えてしまったり、変えていたフォントが通常通りになってしまい、注意しようとしていたところがわからなくなってしまう場合があります。
発表者ツールを使用する場合には、事前にテキストの内容で分かるように、ノートにセリフなどを書き込んでおくようにしましょう。