通常ページ遷移を行うには、aタグで記述した文字列をクリックしてもらうことでページ遷移を行うと思います。
JavaScriptはページ遷移もコードで表現することができます。
location.hrefプロパティを使用することでそれは可能になります。
location.href
location.hrefは関数ではなくlocationオブジェクトのプロパティです。
location.hrefにURLを代入することでページ遷移を行うことができます。
以下の例はYahooのトップページに遷移するコードです。
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location.href = 'http://www.yahoo.co.jp/'; |
同一ドメイン内であればパスを指定することで、そのドメインに属するページに遷移することができます。
このページ内のテクノロジーカテゴリの一覧ページに遷移する例が以下のコードです。
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location.href = '/category/technology'; |
JavaScriptのコードで遷移したページは通常のaタグを用いたページ遷移と同じく、ブラウザの戻るボタンで戻ることができます。
location.hrefのもう一つの使い方
location.hrefのもう一つの使い方として、現在のページのURLを知ることができるというのがあります。
以下の例はこのページのURLを出力する例になります。
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console.log(location.href); //現在のURLが出力される |
このことを応用してページのURLによって実行する処理を変えるようなコードを書くことができます。