ランダムな値を用いてWebページのコンテンツをおもしろくすることがあると思います。
JavaScriptで乱数を発生させるにはMath.random()を使用します。Math.random()は0以上1未満の数をランダムに生成します。
0〜99の範囲の値をとる
0〜99までの中でランダムな値を取得することを考えます。
Math.random()は必ず1より下の数になります。そのため100をかけることにより0〜99の値を作ることができます。
また、Math.random()は小数点も含まれます。
下の例では、Math.floor()関数という小数点以下を切り捨てる関数も併用して値を取得しています。
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Math.floor(Math.random() * 100); |
配列からランダムな値を取得する
乱数を生成する手法を応用して、配列の中からランダムに値を選択し表示することができます。
コード例は以下になります。
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var array = ['apple','orange','grape','strawberry','pear']; console.log(array[Math.floor(Math.random() * array.length)]); |
ランダムの値が0から1までの間をとることを利用し、配列の長さをかけて小数点以下を切り捨てることにより、0から4の間をランダムに出すようにしています。
その番号で配列から値を取得することにより、ランダムに配列から値をとることができるようになっています。