JavaScriptでは、現在表示しているページのURL情報を取得することができます。
URL情報は、locationオブジェクトに格納されているため、このlocationオブジェクトのプロパティとしてURL情報を取得します。
それでは、具体的にプログラムで見ていきましょう。
表示中のURL情報を取得する
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var urlInfo = location.href; alert(urlInfo ); |
「http://www.test.com/test/index.html?pgid=100」というURLのページを表示した状態で、上記プログラムを実行すると、次のようになります。
また、locationオブジェクトのURL情報にこれから表示したいページを指定すると、指定したページに移動することもできます。
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location.href = 'http://test.com/test/kakunin.html?id=test'; |
上記の例では、「http://test.com/test/kakunin.html?id=test」というURLのページに移動します。
locationオブジェクトから取得できる情報
冒頭で、URL情報はlocationオブジェクトのプロパティと説明しましたが、他にはどんな情報をlocationオブジェクトから取得できるのか紹介します。
①アクセス中のホスト情報
現在アクセスしているホストの情報をlocationオブジェクトのhostまたはhostnameプロパティから取得することができます。
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var host = location.host; alert(host); |
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var hostname = location.hostname; alert(hostname); |
上記二つのプログラムの実行結果は、いずれも以下のようになります。
②アクセス中のパス情報
現在アクセスしているページのパスをlocationオブジェクトのpathプロパティから取得することができます。
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var pathname = location.pathname; alert(pathname); |
実行結果は、次のようになります。
③アクセス中のページのパラメータ情報
現在アクセスしているページのパラメータ情報(移動する画面に渡す情報)をlocationオブジェクトのプロパティから取得することができます。
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var parameter = location.search; alert(parameter); |
実行結果は次のようになります。
このように、locationオブジェクトを使うと色々なページ情報を取得したり、locationオブジェクトのプロパティに任意の値を設定することで、ページを移動したりページに値を引き渡したりすることが可能になります。