PowerPointで文字を入力していて、文字サイズが勝手に小さくなったことはありませんか?
これは自動調整機能によるものです。箇条書き用のプレスホルダ(領域)を超える量の文字を入力すると、文字サイズを自動的に小さくし、なんとか領域内に文字を収めようとします。
便利な機能ではありますが、大きい文字のままがよかった時など、使い方によっては煩わしく感じるかもしれません。そのような時は「自動調整オプション」で設定しましょう。
文字が小さくなってしまった時の対処法
3つのオプション
プレスホルダの左下に表示される「スマートタグ」をクリックして下さい。
自動調整のオプションが表示され、3つの選択肢が出てきます。
「テキストを2つのスライドに分割する」、「新しいスライドへ続ける」、「スライドを2段組みのレイアウトに変更する」のいずれかを選びます。
テキストを2つのスライドに分割する
スマートタグの「自動調整オプション」ボタンをクリックして表示されるメニューから「テキストを2つのスライドに分割する」を選ぶと、結果は以下の画像のようになります。
つまり、文字サイズを元に戻してから、2枚のスライドに箇条書きをバランスよく分割してくれるのです。
新しいスライドへ続ける
では、「新しいスライドへ続ける」を選ぶとどうなるでしょうか? 結果は以下の通りです。
文字サイズは縮小されたままですが、続きの箇条書きを2枚目のスライドに入力するように準備してくれる、というわけです。
スライドを2段組みのレイアウトに変更する
また、「スライドを2段組みのレイアウトに変更する」を選ぶと、文字サイズが元通りになり、自動的にレイアウトを左右の2段組みにしてくれます。
「新しいスライドへ続ける」と「スライドを2段組みのレイアウトに変更する」を選んだときは、文字サイズが元に戻るわけではありませんが、文字が読みやすいスライドになるようにPowerPointがお手伝いをしてくれるのです。
まとめ
PowerPointを使っていて文字が小さくなって困った時は、今回紹介した方法をぜひ試してみてください。