HTMLやJavaScriptのコーディングを行うときどんなエディタを使うか迷ってしまいませんか?それぞれのエディタに善し悪しがあり、自分に合うエディタでコーディングを行うことにより、作業の効率が数段上がったりします。今回はオススメのエディタを7つご紹介します。
sublime text
軽量でカスタマイズ可能なテキストエディタです。特徴的なのはそのシンプルさとデザインで書き心地の良いエディタです。また、プラグインを導入するのことで統合開発環境並みの機能を得ることができます。
atom
Github社が開発しているブラウザベースのエディタです。特徴としてはプラグインの種類の多さで、atom本体から直接インストールできたり、コマンドからインストールすることも可能です。プラグインのオンオフも容易で気軽に導入しては捨てることが可能です。
また、WebベースなためCSSでデザインすることができるなど、他のエディタにはないカスタマイズ性を秘めています。
visual studio code
https://www.visualstudio.com/ja-jp/products/code-vs.aspx
マイクロソフト製のフリーのテキストエディタです。マイクロソフト製にしては珍しくWebに特化したエディタで、プラグインなしでコードの補完やGitとの連携が行えます。
また、マイクロソフト製のAltJSであるTypeScriptを強力にサポートしているのでTypeScriptを使うプロダクトを開発している場合はとても役に立つものになっています。ほかにもマイクロソフト製のASP.NETなどもサポートしており、マイクロソフト系の技術を多用している場合は使いやすいものになっています。
Cot Editor
日本製のテキストエディタでオープンソースで開発が行われています。機能はあまりついていませんが、シンタックスハイライトや検索など必要な機能はそろっており、軽量なため起動が速いのが特徴です。また、日本人が開発のメインを務めているため日本語のサポートが強力になっており、縦書きにも対応しています。
コードを書くときは日本語を使わない人がほとんどでしょうが、コメントなどで日本語を使う時に、余計な気を使う必要がないという点では安心できるエディタとなっています。
mi
Cot Editorと同じく日本製の軽量なテキストエディタです。テキストの装飾等はできませんがソースコード編集は強力にサポートしており、大抵のスクリプト言語に対応しているのが特徴です。Subversion等のバージョン管理システムとも連携可能で、モダンな開発にも対応できています。
emacs
https://www.gnu.org/software/emacs/
古くからあり今でも進化を続けているエディタです。特殊なキーバインドや、エディタ中でコンソールを開けるなどエディタの域を越えた活用の仕方が可能で、このエディタ一つあれば十分という人もいるぐらいです。
カスタマイズも可能で各人がそれぞれ自分の好きなカスタマイズを行うことができるのが特徴です。カスタマイズを行わない場合はエディタとしての機能を果たすぐらいにしか感じられないのですが、カスタマイズの方法をしり、キーバインドをマスターすることで強力なツールとして働かせることができます。
その分習得も容易ではないのですが、取り組む価値のあるエディタと言えるでしょう。
vim
emacsと人気を二分する古くからあり今でも進化を続けるエディタです。vimの特徴としては入力モードと閲覧モードがあるということで、入力モードにしないとテキストが入力できません。なのでソースコードの閲覧のみをするとき、間違えてキーを押してしまい編集してしまうということが少ないです。
vimも自分でカスタマイズしたり、コンソールを表示したりとエディタの域を越えた扱い方ができるエディタとなっています。
まとめ
エディタ一つをとってもいろいろな特徴があり選択肢が多いことがわかります。それぞれ一長一短なので、まずはいろいろ触ってみることをオススメします。フィットするエディタが見つかることができれば幸いです。