イラストレーターのタブパネルの使い方

この記事では、Adobe Illustrator CCのタブパネルの使い方について紹介しています。

タブパネルでは、左右中央・小数点など、揃える位置を細かく指定することができ、タブで区切られた文字列を簡単に揃えることができます。また、リード記号を指定して、揃えた文字列を見やすくする工夫も可能です。

タブで区切られた文字列を揃える

タブで区切られた文字列をテキストツールで入力しておきます。2016-03-14_10h40_05タブで区切られているかを確認するために、制御文字の表示をします。
上部メニューの「書式」>「制御文字を表示」を選択します。
→ショートカットキーは「Alt+Ctrl+I」(macはoption+command+I)

2016-03-14_10h42_10
「>>」はタブを表します。文字列がタブで区切られていることを確認できました。2016-03-14_10h44_28

次に、タブパネルを起動します。
上部メニューの「ウィンドウ」>「書式」>「タブ」を選択します。
→ショートカットキーは「Shift+Ctrl+T」(macはshift+command+T)

2016-03-14_10h29_09

タブパネルが表示されました。
「テキスト上にパネルを配置ボタン」をクリックして、タブルーラと文字列の左端を合わせます。2016-03-14_10h38_43
文字列を選択し、揃えたい位置でルーラー上でクリックします。
2016-03-14_10h58_00

これで文字列を揃えることができました。

タブルーラの機能

タブ揃えボタン

2016-03-14_11h05_08

作成したタブ位置を基準として、どの位置でテキストを揃えるか指定をします。

<横書きの場合>
左揃え・中央揃え・右揃え・小数点揃え

<縦書きの場合>
上揃え・中央揃え・下揃え・小数点揃え

タブの位置

2016-03-14_11h13_53

タブの位置を、数値を指定して揃えることができます。

リーダーボックス

2016-03-14_11h16_55

タブで区切っている箇所を、記号で埋めることができます。
※ダッシュ「―」で埋めています。

揃え文字

2016-03-14_11h45_06

タブ揃えボタンで、小数点揃えを選択している時に指定します。
小数、もしくは指定した文字で揃えることができます。

パネルメニュー

2016-03-14_12h08_44

すべてのタブを消去:
タブルーラ上にあるすべてのタブを削除します。
タブの繰り返し:
選択したタブの距離を繰り返して、複数のタブを作成します。
タブを削除:
選択したタブを削除します。
単位にスナップ:
手動でタブを作成する時、値が整数になる位置にスナップして整列します。


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