特定の文字列を違う場所に移す時に、文字列をそこに残さず新しい場所に移動ができる操作を切り取りといいます。
文字をコピーと同時に削除し、手間が省けるのでとても便利です。今回は、その切り取りの方法を説明していきます。
手順
1. 切り取り
まず、切り取りたい文字列をマウスで選択します。
次に、ハサミのアイコンをクリックします。
ワードをという文字列が切り取られました。
2. 貼り付け
次に貼り付けたい箇所を、カーソルを移動して指定します。
「貼り付け」をクリックします。
ワードをという文字列が貼り付けされました。
文字列を選択して、切り取りボタンを押すと、文字が切り取られます。その後貼り付けたい場所にカーソルを移動して貼り付けボタンを押すと貼り付けされます。
これで切り取り、貼り付けが完了します。
他の方法
ここまではアイコンをクリックして切り取りと貼り付けをしましたが、他の操作を説明します。
右クリックを使う
右クリックを使っても切り取りと貼り付けはできます。
まず、切り取りたい文字列を選択します。
次に文字列を選択した状態で右クリックします。
次に「切り取り」の文字をクリックします
ワードをの文字が切り取られました。
次に貼り付けたい箇所にカーソルを移動して右クリックします。
貼り付けのオプション
ここで貼り付けのオプションが表示されます。※書式とは、文字の色や太字、斜体や文字の大きさなどのことです。
元の書式を保持 | 切り取り元の書式を保持しながら貼り付けをする | |
書式を統合 | 貼り付け先の書式を使用して貼り付けをする | |
テキストのみを保持 | 書式は保持しないで貼り付けをする |
ここでは切り取り元の書式を保持しながら貼り付けをするので「元の書式を保持」を選びます。
これで、右クリックの操作で文字の切り取りと貼り付けが完了しました。
ショートカットキーを使う
切り取りと貼り付けの操作をよく使われる方はショートカットキーを覚えておくと便利かと思います。切り取りたい文字列と貼り付けたい場所を間違えずに指定することが大事です。
Ctrl+X 文字を選択してからコントロールキーとXを同時に押します | 切り取り |
Ctrl+V 貼り付けたい箇所にカーソルを移動して、コントロールキーとVを同時に押します | 貼り付け |
まとめ
文字を削除して、再入力する必要のない、切り取りと貼り付けはとても便利な機能です。特に長い文字列を再入力するのは大変です。
貼り付けのオプションで書式設定も変えられるので、効率よく作業をするにはかかせない操作の一つですね。