覆い焼きツールと焼き込みツールの違いは、簡単に言ってしまうと覆い焼きツールはドラッグした部分を明るく、焼き込みツールはドラッグした部分を暗くするツールです。使いこなすことで、簡単にさらに充実した画像の編集が可能になります。
覆い焼きツールの使い方
Photoshopで編集したい画像を開きます。今回はこの絵の具の画像でご紹介します。
青で囲んである部分の絵の具だけ、覆い焼きツールで明るくしていきたいと思います。
ツールバーから覆い焼きツールを選択します。
ドラッグして明るく補正をかける
覆い焼きツールで明るくしたい箇所をドラッグしていきます。一度クリックを離してまたドラッグすることで、より明るく効果をかけていくことができます。
オプションバーでブラシのサイズや種類、範囲・露光量・トーンの保護の有無などを設定できます。
焼きこみツールの使い方
同じ箇所の絵の具を、今度は焼き込みツールを使って暗くしていこうと思います。ツールバーから焼き込みツールを選択します。
ドラッグして暗く補正をかける
後は、暗くしたい箇所の絵の具をドラッグしていきます。画像のように暗くすることができました。
オプションバーでブラシのサイズや、範囲・露光量・トーンの保護を指定できます。
範囲をシャドウに変更したものです。
続いてハイライトを選択したものです。
オプションバーでの様々な指定を組み合わせることで、好みの効果を適用させることも可能です。
まとめ
覆い焼きツールを使うと一部を明るく補正がかかり、焼きこみツールを使うと暗く補正がかかることが分かりました。トーンを保護にチェックが入っている状態だと、色相の変化を防ぐことができるので、ぜひ活用してみてください。