Photoshopの覆い焼きツールと焼きこみツールの違い

覆い焼きツールと焼き込みツールの違いは、簡単に言ってしまうと覆い焼きツールはドラッグした部分を明るく、焼き込みツールはドラッグした部分を暗くするツールです。使いこなすことで、簡単にさらに充実した画像の編集が可能になります。

覆い焼きツールの使い方

Photoshopで編集したい画像を開きます。今回はこの絵の具の画像でご紹介します。

screenshot 255

青で囲んである部分の絵の具だけ、覆い焼きツールで明るくしていきたいと思います。

screenshot 254

ツールバーから覆い焼きツールを選択します。

screenshot 252

ドラッグして明るく補正をかける

覆い焼きツールで明るくしたい箇所をドラッグしていきます。一度クリックを離してまたドラッグすることで、より明るく効果をかけていくことができます。

screenshot 253

オプションバーでブラシのサイズや種類、範囲・露光量・トーンの保護の有無などを設定できます。

screenshot 260

焼きこみツールの使い方

同じ箇所の絵の具を、今度は焼き込みツールを使って暗くしていこうと思います。ツールバーから焼き込みツールを選択します。

screenshot 252

ドラッグして暗く補正をかける

後は、暗くしたい箇所の絵の具をドラッグしていきます。画像のように暗くすることができました。

screenshot 256

オプションバーでブラシのサイズや、範囲・露光量・トーンの保護を指定できます。

screenshot 257

範囲をシャドウに変更したものです。

screenshot 258

続いてハイライトを選択したものです。

screenshot 259

オプションバーでの様々な指定を組み合わせることで、好みの効果を適用させることも可能です。

まとめ

覆い焼きツールを使うと一部を明るく補正がかかり、焼きこみツールを使うと暗く補正がかかることが分かりました。トーンを保護にチェックが入っている状態だと、色相の変化を防ぐことができるので、ぜひ活用してみてください。


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