文字列を連結させたい場合、JavaScriptでは「+」演算子を使用します。「+」演算子は通常は数字の加算に使用されますが、文字列に対して指定した場合には指定した文字列を連結させる機能があります。また、配列にセットされている文字列はjoin関数を使用して連結させることもできます。
join関数の使い方
join関数の書式は以下の通りです。
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連結させたい文字列の配列.join("連結文字列"); |
「連結文字列」を指定した場合、各配列内の文字列の間に挿入されます。デフォルトは","のため、文字列を直接連結させたい場合には、""を指定します。
単純な文字列の連結
複数の文字列を連結します。
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var concateString; var concateString = "今日は" + "朝から" + "暖かい。" ; |
結果は、"今日は朝から暖かい。”となります。
文字列の追加連結
既に文字列がセットされている場合の連結を代入演算子で行います。
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var concateString = "今日は" ; var concateString += "朝から" + "暖かい。" ; |
結果は、"今日は朝から暖かい。"となります。
配列に格納された文字列の連結
配列内の文字列の連結にはjoin関数を使用します。
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var arrayString = ["今日は", "朝から", "暖かい。"] ; var concateString = arrayString.join(""); |
結果は、"今日は朝から暖かい。"となります。
文字列と数字の連結
文字列と数字を「+」演算子で連結させると、数字を文字列に変換して連結してくれます。
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var concateString; var concateString = "今日は" + "朝から" + 15 + "度で" + "暖かい。" ; |
結果は、"今日は朝から15度で暖かい。"となります。